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淡々三国志  作者: ンバ
蜀書第六、関羽伝
22/603

註十一、裴松之が斬る!!

註11.

臣松之按吳書:孫權遣將潘璋逆斷羽走路,羽至即斬,且臨沮去江陵二三百里,豈容不時殺羽,方議其生死乎?又雲「權欲活羽以敵劉、曹」,此之不然,可以絕智者之口。


(訳)

わたくし松之が呉書を参照するに、

「孫権は将軍の潘璋はんしょうを派遣して

予め関羽の退路を断たせて

関羽が至ると即座に斬った」とある。


かつ、臨沮りんそ江陵こうりょうから

二〜三百里(80〜120km程)離れており

どうしてすぐに関羽を殺さずに

(江陵に関羽を送ってから)

その生死を論議することができようか。


また

「孫権は関羽を生かしておいて

劉備と曹操に敵対させようと思った」

とあるが、この論の不自然さについては

智者も絶句するであろう。



(註釈)

見事なまでにバッサリです。


Googleマップで調べてみましたが

確かに江陵と臨沮(らしき場所)

は距離が離れてました。


信憑性が低いのを差し引いても

関羽が孫権の下につくというのは

どうも想像できないですね。


孫権は子飼いの武将には

めちゃくちゃ優しいですし、

関羽と性格が似てそうな

朱桓しゅかんみたいな人でも

ちゃんと使えていますので

もう少し世代が近ければなぁ……

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