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淡々三国志  作者: ンバ
呉書第一、孫討逆(孫策)伝
196/603

註五、袁術との溝

註5.

江表傳曰:策說術云:「家有舊恩在東,願助舅討橫江;橫江拔,因投本土召募,可得三萬兵,以佐明使君匡濟漢室。」術知其恨,而以劉繇據曲阿,王朗在會稽,謂策未必能定,故許之。


(訳)

江表伝にいう、

孫策は袁術に説いて述べた。


「我が家と旧交のある者らが東に居りまして

願わくばおじ(呉景)を救助して

横江おうこうを討ちたく存じます。


横江を抜けば、

本籍地に身を投じたことにより

召募して三万の兵を得られましょう。


その兵を以って、明使君あなた

漢室を救済なさるのを

補佐致しましょう」


袁術は孫策の遺恨を知ってはいたが

劉繇りゅうよう曲阿きょくあを拠点とし

王朗おうろう会稽かいけいに在る事から

孫策が必ず彼らを平定できるとは

限らないと思ったため、これを許可した。


(註釈)

江表伝の袁術は、

孫策に恨まれてる自覚があるようです。


うーん、なんか創作っぽい。


南陽から移ってきたばっかの

袁術の勢力は決して盤石ではなく

使える戦力を動員して

劉繇りゅうようをどうにかして倒そうとしてるだけで

孫策の失脚を目論んでる余裕なんてある?


孫策が破られたら袁術も危ないのだから

これはちょっと穿った見方ですよ。

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