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淡々三国志  作者: ンバ
呉書第一、孫破虜(孫堅)伝
152/603

註一、吉夢

註1.

吳書曰:堅世仕吳,家于富春,葬於城東。冢上數有光怪,雲氣五色,上屬於天,曼延數里。衆皆往觀視。父老相謂曰:「是非凡氣,孫氏其興矣!」及母懷姙堅,夢腸出繞吳昌門,寤而懼之,以告鄰母。鄰母曰:「安知非吉徵也。」堅生,容貌不凡,性闊達,好奇節。


(訳)

呉書にいう、

孫堅の家系は代々呉に仕えた。

家は富春ふしゅんにあり、

城の東に(祖先は)葬られていた。


(墓の)塚の上にたびたび怪しい光が有って

五色の運気が立ち昇って天と一続きになり

数里に蔓延した。


人々は皆、出かけて見物した。

父老が語り合って謂った。


「これは普通の気ではない。

孫氏は隆興するだろう!!」


母親が孫堅を懐妊するに及んで、

腸が飛び出て呉の昌門に

巻きつくという夢を見た。


目を覚ましてから、夢の内容をおそれて

隣の家のおばさんにこの事を告げると

彼女は言った。


「どうしてしるしでないとわかるのよ。

(吉夢に違いないわ!)」


孫堅が生まれ、

その容貌は非凡で性格は闊達であり、

奇節(奇矯なふるまい?)を好んだ。




(註釈)

隣の家のおばさん!!??!?

煮物とか分けてくれそう!!



史書にありがちな帝王伝説ですね。


生まれた時から見た目が常人とは違うだの

不思議な現象が起こるだの。



でも、隣の家のおばさんって……


「孫家はもともと一般庶民だった」って

言ってるようなものなのでは……


孫堅の妻の呉夫人は、

孫策が生まれた時には月が、

孫権が生まれた時には太陽が

胎内に入る夢を見たとされます。

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