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淡々三国志  作者: ンバ
魏書第六、袁術伝
148/603

註六、袁紹と元サヤ(魏書ver)

註6.

魏書曰:術歸帝號於紹曰:「漢之失天下乆矣,天子提挈,政在家門,豪雄角逐,分裂疆宇,此與周之末年七國分勢無異,卒彊者兼之耳。加袁氏受命當王,符瑞炳然。今君擁有四州,民戶百萬,以彊則無與比大,論德則無與比高。曹操欲扶衰拯弱,安能續絕命救已滅乎?」紹陰然之。


(訳)

魏書にいう、

袁術は帝号を袁紹に帰して述べた。


「漢王室は天下を失って久しく、

天子は人から手を借りて

政治の実権は家門に在り、

豪傑たちは互いに争い

領地を奪い合っています。


この事態は周末期に七国が

勢力を分けたことと変わりなく

結局は強者が併合するのみです。


加えて袁氏が天命を受け王者となる事は、

符瑞ふずい(吉兆)に炳然へいぜんと顕れています。


今、君は四つの州を有し、

人戸は百万を擁しており、

その強大さは比類なく

徳の高さを論じても、並ぶ者はおりません。


曹操は衰微した漢王室を

扶助しようとしておりますが、

どうして命運の絶えたものを存続させ

已に滅亡したものを救う事が出来ましょう」


袁紹は密かに袁術の計画に賛同した。



(註釈)

袁術から帝位を譲られると聞いて

袁紹も満更では無さそうなので

やはり彼も二心を抱いてたんすかね。

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