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淡々三国志  作者: ンバ
魏書第六、袁術伝
141/603

註四、王朝の名は

註4.

典略曰:術以袁姓出陳,陳,舜之後,以土承火,得應運之次。又見讖文云:「代漢者,當塗高也。」自以名字當之,乃建號稱仲氏。


(訳)

典略にいう、

袁術は、袁家はちんから出ており

陳はしゅんの後裔であるから、

土徳(舜)が火徳(漢)を継承し、

(五行の)運行の順番に応じて

(漢の後継の立場を)得られると考えた。


また、讖緯の文に


「漢に代わる者は当塗高とうとこうである」


との記述があるのを見て、

自らの※名と字がこれに該当すると思って

(※塗・術・路はすべて《《道》》の意)

そこで帝号を建てて「仲」と称した



(註釈)

後漢書三節の元になったくだり。


袁術が国号「仲」と称したとは

後漢書には書かれてませんでした。



「仲」は次男など、

「次」という意味に使われるので

漢の後継王朝として「仲」の字を

当ててきたのかな?


この「仲」が

孫権や司馬懿のことを指してたら

面白いですね。



「漢に代わるものは当塗高とうとこう


孫権の長男、孫登(子高)なら

めっちゃ当塗高っぽい名前です。


孫権の寿命を20年孫登に分けて、

呉が天下統一するIFとか

書くのも面白いかも。



袁術がよく国号を「成」にした

という勘違いがあるのですが、

光武帝の時代の公孫「述」が

袁「術」と混同されたものと思われます。


「成」は公孫述の興した国号なので。

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