表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

蒼天の月<一>

蒼天の月第一部に登場する語彙・用語の解説です。

ご希望の単語などがありましたら、お知らせ下さい。

<一>


◆序

 元服……成人式。

     時代や立場によってその年齢は変わります。

 祝言……結婚式

     基本として、子供の結婚は親が決めるのが普通です。

     この作品の時代としては自由恋愛はほぼありません。


◆張の店にて

 堂兄弟……父親同士が兄弟である従兄弟。

     それ以外のいとこは、表兄弟といいます。

     中国では歴史上、同姓不婚の原則がありました。

 歩揺……揺れる耳飾り

 釵………かんざし。髪に挿す部分が二又に別れた女性用髪留め。

     王侯貴族などは象牙などの高級素材を、庶民は木や竹を使用。


◆占いのゆくえ

 大張・小張……「(年長の)張さん」、「(年若い)張さん」という

     程度の意味。

     他に、年配の方や目上として敬った言い方だと「老」などが

     あり、可愛いものなどに親しみを込めた言い方だと「阿」を

     使うこともあります。

 字………同姓同名が多かった中国の習慣の一つで、個体識別のための

     一要素です。

 諱………本名。親や目上の人以外は口にしてはならない。

     <新しい帝さま>の回にも解説あり


◆少年は釵を与う

 廟号……ざっくり言うとお墓の名前。

     陵墓というのは現代日本で言うと所謂古墳です。


◆元宵節の夜

 閉門……古くは、日が落ちると細かい区画で割られた地区ごとに

     閉門してしまい、そのあとは移動することが出来ません

     でした。

     大体、江戸時代の長屋のような感じでしょうか。     

 公子……身分高い人の子供、という程度の意味。

     現代日本で近い意味を考えると「王子様」というところかな。


◆祭りのあと

 愛称……可愛らしいもの、身近なものに「児」を付けたり、名前の

     一文字を二度重ねたり、或いは「阿」の字を名前の一文字の

     前に付けたりします。


◆未だ亡くならざるひと

 泉下の客…亡くなった人。

     泉は黄泉つまり冥府=あの世ということです。

 月下冰人…人の世の縁を知る老人というところでしょうか。

     言葉としては仲人というのが判り易いかな。


◆喪服をまとう少女

 喪………親の喪に服する場合は足掛け三年です。

     対象者の立場などによっては、哭礼と言いまして盛大に泣くと

     いう儀式もありました。



<数字>は章、◆は話名です。

ここはざっくりした説明と、どこにその単語があるかを明確にしていますので、詳細な説明をという方はその話の後書きをご参照下さい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ