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「菜都美先輩の水着姿楽しみだな~!」

いやいやここは浮かれる所だよね?何だよお前ら!そのテンションの低さは!?葬式?プールで葬式すんのか?


「あ、君達は菜都美先輩は見ちゃダメだよ?首から鎖骨のラインが綺麗だな~とか、控えめにくびれた腰がいいな~とか、そうゆう事思ったら絶対ダメだぞ!!」

と、言ってみたものの…………

「…………。」

何故無言!?


いやいや、そこはそんな事ないですよ~!とか、やっぱり水着いいですよね~!とか盛り上がる所じゃねーの!?違うの?プールって盛り上がっちゃいけないの?


しかし……ここまで来るのに苦労した……。あのインドア派の菜都美先輩を連れ出す為に、考えに考えて、頭をフル回転させた結果、教え子を利用させていただく事にした。


菜都美先輩の性格上、付き添いとか、引率とか、責任感漂う言い訳をつけると、必ず実行してくれる。


まぁ、こいつらに教室に閉じ込められた事がきっかけで、また菜都美先輩と連絡を取るようになった。そのお礼も兼ねてと思ったけど……何なんだ!?このテンションの低さは!?


更衣室から出ると、女子達はもう外に出ていた。

「日野さん!こっちこっち!じゃ、茂木先生は日野さんと泳いで来てね!」

グッジョブ芦原さん!!そう言って芦原さんは菜都美先輩の背中を押してこっちに来させた。


「やだよ!みんなと泳ぎたいよ!」

「菜都美先輩、ここは四人にして、様子見ましょう。」

そう耳打ちすると、素直に一緒に移動してくれた。


うわぁ~!ちゃんと…………ちゃんと水着着てくれてる!!すっげぇ微妙な顔しながら。それでも感無量!!もう泣きそうです!!

「何泣きそうになってるの?気持ち悪いんだけど……」

「菜都美先輩の控えめなくびれに感動してます。」

「なんか妙にムカつくねその発言……。」


イラつきながらも、菜都美先輩は四人の動向を気にしていた。真面目だなぁ……。

「そんなに気にされると、みんな楽しめませんよ!俺達はあれ、行きましょう!あれ!」

「あれ!?あれは無理だよ!!」


無理。わかってます。それは想定済み。こうゆう時の対応もシュミレーション済み。

「菜都美先輩、あれに一緒に行ってくれなきゃ人前でちゅーしますよ?」

「はぁ?」

「3秒以内にどっちか選ばないと行使します!3、2、1……」

「あー!ハイハイ!行きます!!」


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