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異世界との境界線  作者: ウミハラさん
7/7

ワールズ・クロノ

第7話ですね!今回も頑張りました汗

もう肩痛くて……笑

ではご飯食べてきます!


「それとメイヴといって私妖精なんです」

「妖精…妖精か……」

「あれ?あまり驚きませんね」

「……ふっ…」

もう何が起こっても驚かない。もう一生分驚いたな。

「それでお願いなんですが…」

少し言いづらさそうに言った。俺の想像しているような異世界か。断る理由はないし、行ってみたい。この世界は嫌だ。別に間違ってるとかそういう事じゃなくて飽きたんだ、世界に。

人間は誰しも刺激を求めるのと一緒なのかも。

「ああ、いいぞ」

「意外とすんなりですね、この世界はお嫌いですか?」

「別に嫌いじゃないけど好きでもない」

思っていた事を俺は素直に口にする。

「あ、でも服とか日用品とかどうすんだ?」

「こちらで用意しますよ」

怪しい物を用意されそうで嫌だな。例えば透明マントとか。

「ではもう行きますよ、準備はいいですか?」

「ああ」

「ここに来た時とか同じようにして、画像を見て下さい。そこからは私に任せて下さい画像はあなたのパソコンを使わせて頂きます」

ふう。緊張するな。前と同じように。画像の中心を見るんだ。

「いくぞ……」

俺は小さく呟いた。

そこからはあまり覚えていない。初めてやった時はドアがみえたけど今回は覚えていない。これがメイヴがいってた事か。



In .ワールズ・クロノ

「着きましたよ、目を開けて下さい」

体が軽くなっているような感じがするのは気のせいか。瞼が妙に重い。俺は目を軽く擦った。

目を開けるとそこは…異世界だった。

遠くの方には天まで届くのではないかと思う位で大きな木がる。その周りにはたくさんの緑。俺がいた世界では見たこともないような大きい鳥が飛んでいる。

手前には洋風な建物が沢山並んでいる。一際目立っているのは建物の中心らへんにそびえる城があった。周りにも大きい建物はあるのだが、城はその何倍にも増して大きかった。そして城近くには金色に輝く時計塔があった。

「凄い……」

思わず心の声が漏れてしまう。

「そうでしょう。見て下さい、少し遠くの方に大きな家が建っているでしょう?あそこまで歩きますよ」

「あの城に?なんか用事?」

「いえいえ、あそこは私の家ですよ」

「…………」

流石の俺も驚いた。もう何事も冷静になれると思っていたのに。

「言ってませんでした?私のフルネームはメイヴ・ディスティニーと言います」

「へ、へぇ。ディスティニーって言うんだ。で、城のお手伝いさんとか?ははは…」

「メイヴ、ご存知にないですか?」

「メイヴ?妖精の種類とか?」

「半分正解です。正確にはメイヴという女王なんですよ」

ああ、なるほど。だから言葉遣いが丁寧なんだー。納得〜。じゃないっ。そうじゃない。心の中で一人突っ込みを交わし言う。

「女王様です、か?大変ですね…?」

「まあ、あまりする事ないですけどね」

「ちなみにワールズ・クロノのクロノは時計という意味なんですよ。ほら、みえるでしょうあの金色の時計が」

俺は時計の方へ視線を送った。言葉がうまく出てこない。

「凄い……」

今俺は何を見ても凄いというだろう。




読んで頂きありがとうございましたm(_ _)m

最近活動報告もしてるのでよろしくお願いします!

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