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職業の中でもっともなりにくいのが国家騎士で学院からそのままなるのが一番難しく例えば生徒が200人いたとしてそのうち1人なれるかどうかである。国家騎士にどうしてもなりたいという人はだいたい最初に冒険者になりその後Sランクになってやっと騎士になる受験資格を得る。学院からの場合はそのまま入れる。
教室に入りとりあえず空いてる席に座った。そして少ししてから多分このクラスの担任であろう人と学院長が一緒に入ってきた。教室にいた生徒達がなんで学院長も?という顔をしていた、もちろん俺も同じだましてやそれが姉ちゃんだというのもまだ信じられない。すると担任らしき人が
「10組のみんなそろったな。私がこのクラスを担当する事になったサヤ・マクベルだみんなよろしくな」
すごいカッコいい女性の人が来たそう思っていたが回りを見たらいまだにみんなうつむいたままだ。
「入学おめでとう!!正直入学そうそうこんな事は言いたくないがこれからかなり厳しい戦いになると思うまずは1年間ランクをあげる努力と勉強を頑張っていこう」
先生はそう言っているがなかなかこの重い空気を変えるのは難しい感じだ。そういえばなんで学院長がいるのか疑問だな
「ここで学院長からも一言あるそうなので聞いてくれ」
そういって先生は学院長と変わった、皆も何を話すのかとか興味が出て数人顔をあげて学院長の方を見ていた。
「みんなまずは入学おめでとうさっきサヤからも話があったが正直入学そうそうこのランクでは正直卒業までたどりつけるものは少ないと思うあんまり言いたくはないがこのクラスの半分が卒業できるかどうかだと思うまずは1年励みたまえ。」
やっぱりそうだよな魔法の才能があまりないから期待できないのがもっともだ。
「今日は入学式とこのホームルームで終わりだ君たちは家に帰りまず親御さんとゆっくり今後のことについて話すが一番だと思うではこれにて解散」
このランクだとそうだよな親ともこれからの事とかそれより姉ちゃん追いかけないと
「ちょっと待ってよ姉ちゃん」
俺はホームルームが終わってすぐに姉ちゃんのとこに行った色々と聞きたいこともあるし。
「あれカイトじゃない今は忙しいから後でもいい?今日は家に帰るからその時に」
姉ちゃんはそういってさっていった。追いかけて色々と聞きたいが今日は色々とあったし少し家に帰って落ち着くか俺はそう思いとりあえず教室を出てリョウとマナミがいる5組の教室の近くで2人を待っている事にした。