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・・・そして翌日
「これから本格的な授業が始まるなあ、楽しみだ」
俺は朝飯を食べてすぐに家を出た、今日はリョウとマナミに会えるかな。俺はそんな事を考えながら学院に向かった。
そうこうしているうちに学院についた、そういえば授業は基本的に午前中は座学で午後からは実技だったな訓練って何すんのかな?
「おはよ~」
俺はそう言って教室に入った、教室にはまだクロッカスとアヴァンチュールしか来ていなかった。やっぱりクラスでも友達を作った方がいいよなこれから一緒に勉強していくんだし。
やっぱり最初は男の方が喋りやすいよな、俺はそう思ってクロッカスに話しかけた。
「クロッカス君おはよ」
「おはよアヴァンス君、それと俺のことはアサヒでいいよ」
「了解、俺もカイトでいいよ。それと今度学院が休みの日に釣り教えてもらえないかな?前から興味はあったんだけどなかなか出来てなくてさ、いいかな?」
「おう!!いいよ行くならやっぱり釣れた方がいいから日程とかは今度俺から伝えるよ」
「了解、そんときはよろしくな」
俺はそう言って席に戻った、こんな感じで友達を増やしていこうそれから少ししてみんな揃って授業が始まった。基本的には座学より実技のほうがメインにやっていくみたいな話だったから実技楽しみだな。
「これで午前中の座学は終了だ、昼食後1時から実技に入る教室で少し説明してから訓練所に行くからな」
マクベル先生はそう言って教室を出ていった。昼飯かアサヒ誘ってみるかな。
「なあアサヒ昼飯食いにいかね?」
「いいよ、学食でいいよな?」
「おう」
「カイトが良ければだけどタクミも誘ってみないか?」
「俺はかまわないよ」
そう言ってアサヒはタクミの席に向かった、それから少し話してからタクミと一緒に戻ってきた。
「俺も一緒にいいかなアヴァンス君」
「大丈夫だよ、後俺のことはカイトでいいよ」
「了解、これからよろしくなカイト」
「おう」
それから3人で学食に向かった。歩きながら3人で午前中の座学の話や午後からの実技の話をした、やっばり実技の方がワクワクするな。そんな話をしながら学食についた。
学食のメニューを見て3人ともびっくりした、そこにはランクによって内容が変わっていたのである。
「おいなんだこれランク1の飯微妙すぎるだろ」
アサヒが呆れた顔で言っていた、するとタクミが
「ランク10の飯めっちゃ豪華じゃんか、羨ましいな~俺らも早くランク10になりたいな」
「だな俺らも目指そうぜ」
俺はアサヒとタクミにそう言ってランク1の食券を買ってカウンターに並び、ご飯を受け取りテーブルに向かった。
その後も、休みの日なにしてるかなどご飯を食べながら話した。