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それから全部の教本を読んでみたがやっぱり歴史の教本だけ違う内容になるみたいだ、良くはないが全部の教本ではないのは良かった、なぜこうなっているのか調べるにもどうすれば・・・そうだ姉ちゃんにも聞いてみよう、今度学校に行ったときに時間をもらって話してみよう。
・・・それから4日後
チュンチュン チュンチュン
やっとこの日が来た、今日は授業もなく学院内の案内とこれからの予定の説明とか言ってたから教本はいらないな、後は姉ちゃんに歴史の教本の事を聞くってことだな。
「カイト起きてる?朝ご飯出来てるよ」
「起きてるよ、今降りる」
俺はそう言って階段を降りた、今日から学校かこの前は3人しかいなかったけど何人くんのかな。
「カイト、今日はリョウ君と一緒に行くのか?」
「行かないよ父さん、この前学校行ったときに会えなくて約束してない、今日からやっと俺らのクラス授業始めるからその時に話してみる」
「そうか、友達は大切にしろよ、これから苦しいことも沢山ある、その時に助け合える友達を大切して増やしていきなさい」
「どうしたんだよ急に、何回も聞いて耳にたこができそうだよ」
父さんの口癖みたなのがでたな、でも本当の事だし大切にしないとな。
「カイト学校大丈夫なの?」
母さんに言われて時計を見ると結構ギリギリの時間だった。
「やばい遅刻する!!それじゃ行っています」
「行ってらっしゃい、気をつけてね」
「はーい」
俺は急いで学校に向かった、これから本格的に学校が始まるのか、楽しみだな、俺はそんなことを考えながら学院に向かった。
それから少しして学院についた。
「何とか間に合ったか、クラスには何人いるかな」
少しドキドキしながら扉を開けた、すると・・・え?嘘だろ
そこには俺を合わせて6人しかいなかったのだ、あれから3人しか増えなかったのか、みんな来るってちょっと期待してたのに。
それから少ししてマクベル先生が来た。
「おはよ~みんなってこんだけしか来てないのか」
先生がそれを言っちゃダメだろ、俺はそんなことを思いながら先生の話を聞いた。
「まあとりあえずだ、今日の予定は自己紹介と学院の案内と、これからの授業の進め方なんかを話して終わりだ、まあ昼ぐらいには終わると思う、学院の案内っていっても、よく使う場所や授業で使う教室なんかを見て終わりだな」
なんだかおおざっぱな説明だな、まあ要点は分かったからいいか。
「それじゃあ自己紹介からいこうか、名前と趣味を言ってくれ、その人の趣味とかが分かれば同じ趣味の者がいたり、後はみんなでそれを共有したりも出来るかもだしな」
趣味か、特にないな~今まで遊んでばっかりだったしこれといったのがないな。
「それでは男子からいくか、えっと~アサヒ・クロッカスからだな、その場で立って話してくれ」
「はい、では名前はアサヒ・クロッカスです、趣味は釣りですこれからよろしくお願いします」
「よろしい、では次タクミ・アルベルト」
「はい、名前はタクミ・アルベルトです、趣味は特にないですが体を動かすことが好きです、よろしくお願いします」
「よろしい、では次カイト・アヴァンス」
「はい、名前はカイト・アヴァンスです、趣味はないのでこれからみつけていければと思います、よろしくお願いします」
「よろしい、男どもは終わったな、次は女子の番だ、ではミア・アヴァンチュール」
「はい、名前はミア・アヴァンチュールです、趣味は読書です、よろしくお願いします」
「よろしい、では次ルナ・フィオーネ」
「はい、名前はルナ・フィオーネです、趣味は特にないんですけどアルベルト君と同じで体を動かす事が好きです、よろしくお願いします」
「よろしい、では次ハナ・メイビス」
「はい、名前はハナ・メイビスです、趣味は散歩をすることです景色を見るのが好きで色々なところに行ってます、よろしくお願いします」
「よろしい、全員自己紹介終わったな~それでは一旦休憩をはさんでから学院の案内をする、では15分後に」
そう言ってマクベル先生は教室を出ていった。