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それからしばらく世間話などをしながらご飯を食べ進めた、だか親との話はほんとど頭に入ってこなかった、それから少ししてご飯も食べ終わり、
食器を洗った。
「それじゃあ教本持ってくるよ」
俺はそう言ってリビングを出て部屋にいった、するとリビングを出てすぐに父さんがカイトもか、と言っているのが一瞬聞こえた、えっどういうことだ?俺は気になりながらも部屋にいき教本をとり戻った、リビングに入る前に少し話し声がしていたので入らず聞いていた。
「ニーナもそういえば学校入学してちょっとしてから家で勉強するっていってそのあと少ししたら同じこといってたな、もしかしてオッドアイとあの事が関係しているのか?」
「ちょっとその事はまだ言ったらダメだよ、ニーナに言った時ですら悩んだうえに独り立ちするからって言うことにしたんだし」
父さんと母さんは何を話してるんだ?俺の目の事はまあおいといて、気になるがあの事ってなんだ。
「教本持ってきたよ」
俺はそう言ってリビングに入っていった、そしてさっき話していたことを聞いてみることにした。
「さっき話してたのってなんのこと?」
「聞いてたのか、悪いが今は話せない」
父さんはそう言ってたがやっぱり気になる、ていうか俺ずっとこのオッドアイが好きになれなくて前髪伸ばして隠してるのに。
「納得はできないけど、必ず話すんだよな?」
「もちろんだ、ニーナにも話してある、お前達2人の人生にかかわる話だからな」
父さんはそう言ってて母さんは少し涙目になっていた、さすがにこれ以上は聞けないな、それもたけど教本の事だけでも聞かないと。
「せめて父さん達には教本の内容がどう見えているのか、なぜ俺と姉ちゃんには違う内容なのか教えてくれ」
父さんと母さんは少し考えてこう言った。
「分かった、それだけは教えよう、前にニーナも同じことがあってな教本の内容は父さん達が見てる内容とお前達とはまったく違うんだよ、なぜなのかは分からないが、教本の内容は多分だが文字を並べかえるとそう読めるようになっているんだと思う、まだ父さん達にもなぜそう読めているのかは分からない、教本を作っているとこにも聞いてみようかとも思ったがなかなか分からなくてな、申し訳ない」
そこまでやってくれていたのか
「分かった、俺も出来るだけ探してみる」
「それとニーナが言ってたけど授業の時とかは、内容が違うように見えるから試しに片目を手で隠して教本を見てみたら、授業でやっている内容どうりに見えたらしいから試してみたら?」
母さんがそんなことを言っていたので試しにやってみた
「確かに内容が変わった、全然違うよこんなに変わるんだね」
「それは良かった、授業のときはそうやってやってみるといいよ」
なんだか授業うけるだけでも一苦労だな、でもなんでそういうふうに見えるのだろうか。