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Adventures  作者: 榮 静夜
1章入学編
11/18

10

風呂に入りながら姉ちゃんに何を聞こうか悩んでいたがたしいて思い付かなかった、どうしよう昨日まで色々と考えてたのに完全に思い出せない、1番手っ取り早いのはどうやってSランクになったか聞くことだけど、それを聞いてしまうとこれからの学院生活がつまらなくなるしとりあえず、どんな勉強をしていたかとかそんな感じにしよう話していく内に思い付くだろう。



「カイト~いつまでお風呂入ってんのご飯冷めるよ」



やっべ色々考えてたら長くなった。



「分かってる、今出るとこ」



風呂からあがってリビングに向かった、なぜ家族がみんなでいる部屋をそういう言い方をするのかは分からないが、昔の人がそういう風に言っていたらしい。



「あれ?父さんのぶんのご飯は?」



テーブルに父さんのぶんのご飯がおいてないことに気づき何でなのかと聞いたら。



「今日は帰り遅くなるらしい」



珍しいなこんな時間まで仕事があるのは、いつもならもう帰って来ていてみんなでご飯食べるころなのに、まあとりあえず食べよ



「いただきます」



そういえば姉ちゃんといつ話すかな、タイミング的には飯食い終わってからのほうがいいか、とりあえず聞いてみよ。



「姉ちゃんもう風呂はいった?」



「入ったけどどうした?」



姉ちゃんはなんのことだろうという表情をしていた、俺は昨日の約束忘れたのかと思ったけど、まあこの後空いてるならそこで聞こうと思った。




「それじゃあ飯食べ終わったら少し話いい?聞きたいことがあって」



「分かった」



姉ちゃんはそう言っていたが本当に忘れていたら少し困るな、でも今朝母さんと話して学校に行くことは決まったしその事を姉ちゃんにも話さないといけないな、他にも聞きたいことはあるし。



それからご飯を食べながら姉ちゃんに聞きたい事を考えていたら食べ終わっていた、あれ俺いつの間に食べ終わったんだろ、そんなことより食器洗って姉ちゃんに色々と聞こ。



「姉ちゃん俺の部屋でいい?」



俺は食器を洗いながら姉ちゃんに聞いた。



「分かった、明日から朝早くなるから短めにね」



確かにそうだ、明日から学校始まるのかそれを聞いてふと思ったのが明日あのクラスに何人くるんだろうと。



「そんなに長くならないと思うよ」



そして俺と姉ちゃんは食器を洗い終わり部屋に向かった、まずは今朝母さんと話した事を伝えよ。



「なあ姉ちゃん、今日は学校に行くために母さんをどう説得するかを話そうと思ってたけど、朝母さんと少し話して学校に行くことが出来るようになった、それで少し聞きたいことがある」



俺は学校に行けるようになった事を伝えたら、姉ちゃんが



「良かったじゃん、それじゃあ私に相談することないねおやすみ」



最後まで話を聞いてたのか、すると姉ちゃんは立ち上がって部屋を出ようとした。



「ちょっと待って、話はまだ終わってない」



俺はそう言って姉ちゃんの腕をつかんだ、すると姉ちゃんはまだなにかあるの?という顔をしていた。

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