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母さんにおちょくられながらも飯食い終わったし昼からも色々と店回ろなんか学校に行けるようになったから解放された感じだ、だけど本当に辛くなるのはここからだよな、でも楽しめる内に楽しまないとな。
「母さん俺少し出てくるよ」
「はーい行ってらっしゃい気をつけるんだよ」
よし楽しも、まずは防具屋にいこうそのあと魔法道具屋に行くかな。
そんな感じでお店を回っていると後ろから名前を呼ばれている気がして振り替えるとマナミがいた
「カイト久しぶり元気してた?」
「おう、まあ色々とあったが元気になった」
それを聞いてマナミはハッとなって聞いてはいけないことを聞いてしまったという顔をしていたので
「大丈夫だってなんとか親に話して学校に行けるようになったから」
するとマナミはニコッとして
「良かったごめんね何も考えずに言っちゃって」
俺はなんだかまた気を使わせてしまったと思いせっかくマナミに会えたわけだしこれからどこか行こうか誘うことにした。
「なあマナミこれから時間空いてるか?」
マナミは少しビックリした顔で
「急にどうしたの?まあ空いてるけど」
どうするかな誘ったのはいいもののどうするかな、あんまりマナミと2人で遊んだりすることがなかったからなんだか緊張する。
「これから街を散歩しようと思ってるけどどう?」
マナミは笑いながら
「なんかおじさんみたいだねまあいいけど」
おじさんみたいとはなんだまったくとりあえず面白そうな武器屋とかみつけたら入ってみるかないろんなもの見てみたいし。
それから俺とマナミは街を歩きながら気になるお店があったら入ったりしてああでもないこうでもないと議論しながらも楽しく回れた、そして気づけば夕方になっていた。
「もうこんな時間か、そろそろ帰らないと晩飯食べれなくなる」
「本当だね、そろそろ私も帰ろうかな」
そして帰り道でも急ぎながらではあるが今度はここに行ってみよとかいいながら、帰り何かと楽しく次行きたいとこもみつけた。
「今日楽しかったね」
俺がそういうと、マナミが
「本当だよね、私も最初おじさんみたいとか言ってたけど実際やってみると、行ったことないとことか、お店がいっぱいあって凄い楽しかった、今度はリョウも誘って3人で行こうね。」
マナミも楽しんでくれて良かった、武器とかも今後の参考にもなったしいい気分転換ができたな。
「ただいま」
「おかえり、ご飯もう少しで出来るから先お風呂はいってきなさい」
帰ったら母さんと姉ちゃんが台所にいた。
「姉ちゃん帰ってくるの早かったんだ、もう少し遅くなると思ってた」
すると姉ちゃんがニコニコしながら
「意外に仕事が早く片付いたからね、明日からが本番だからそこからが大変かな」
姉ちゃんは話している途中からだんだん困ったような顔に変わっていった。
「なるほどね、やっぱり忙しいのかとりあえず風呂入ってくる続きはご飯食べた後にしよ」