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1 なんとなくお互いのことが分かる二人

  1


 僕は大量の汗をかいていることに気付き、息苦しさから目を覚ました。

 授業中に居眠りをしてしまったようだ。その間、とある夢を見た。お母さんが久しぶりに実家に帰ってきていて、二人で食卓を囲むという、なんてことはない平凡な夢。

 なっちゃん。

 久しぶりに聞いた名前だった。

 確かに僕には小学生のころ片想いしていた女の子がいたし、僕の家の庭には今でもたくさんのバラが咲いているけれど、そのバラはなっちゃんがくれたものだなんて現実世界で聞いたことは一度もなかった。

 もしも僕と彼女が両想いだったら、そんな願望が夢に現れたのかもしれない。

 僕は授業に追いつくために眠い目をこすってあたりを見渡した。すると、僕のほかに眠そうにしている子を一人見つけた。

 隣の席のちなみさんだ。

 最近、僕は彼女のことが気になっていた。

 いや、気になっているとは言っても、好きとかそういう意味じゃなくて、興味があるっていう意味の、気になる。

 最初は単純にかわいい子だな、くらいの印象しか持たなかった。それが変わっていったのはいつごろからだっただろう。

「高三だからといって、数Ⅲばかりやっていてもだめだ。一年、二年で習った基礎が大切になってくるから・・・」

 三限、お昼休み前の退屈な授業中、ふと隣を見るとちなみさんが、目は開いているけどなんだか心は別のところにあるみたいにぼーっとしていた。控えめなあくびを両手で押さえる姿が子供っぽくて可愛らしいなと思った。小さな顔と大きな瞳が小動物を連想させた。

 ふいに彼女がシャーペンを持ち上げる。その時、僕の頭の中である予感が走り抜けた。書くつもりはないんだろうな、きっと回す。それも、三回。

 1、2、3。

 心の中で唱えると、それとリンクするように彼女もシャーペンを三度回した。

 やっぱり。

 眠い時はシャーペンを三回転させる。今まで彼女のそんな癖見たことも聞いたこともなかったけど、なぜか僕にはそうするだろうという予感があった。そして回した後、彼女がとるであろう行動にも予測がついていた。

 目の端でちなみさんを見ると、彼女の頭が重さでカクンと揺れた。予想通り、彼女はシャーペンを三度回した後眠りについた。なんで分かったんだろう。

「だからこそ!今寝てるような奴が他と差をつけられる!というわけだ」

 先生の言葉を受け彼女がハッと目を覚ます。別に彼女に向けて言ったわけではないだろうけど、寝てるというワードに彼女の脳が反応したのだろう。高校三年生、受験の天王山といわれている夏休みを一ヶ月前に控え、先生も気合いを入れ直しているようだった。

 しかししばらくするとまたシャーペンを持ち上げた。

 1,2,3。

 寝るぞ。そろそろかな。

 カクン・・・

「健!プリント!」

 前の席の詠太が小声でささやく。その声にハッとして首をガッと前に向ける。

「さっきから何よそ見しているんだ?腕疲れるー」

 やばい、僕がずっと彼女のことを見ていたのがばれたか?動揺しながらも「ごめん」と呟いてプリントをひらひらさせている詠太の手から紙を受け取る。ちなみさんを盗み見ていた言い訳をしなければと必死で頭を働かせる。

「いや、窓の外に変な鳥がいたのが見えてさ、はは・・・」

「ふーん、変な鳥ね。ちーちゃん、見た?」

 いきなり詠太がちなみさんのことを呼ぶから、僕はびっくりしてしまった。

「えっ変な鳥?うとうとしててみなかったな」

「だってさ、健」

 詠太はちなみさんのことをちーちゃんと呼ぶ。こんな風に女子とも気兼ねなく話せる詠太のことを羨ましく思った。いや、そんなことはどうでも良くて、やはり僕がちなみさんを見ていたこと、ばれている。ニヤニヤとこちらを見つめる詠太の顔を見れば明らかだった。こないだも「健、最近ちーちゃんのことよく見てない?もしかして、一目惚れしちゃったとか?」と詠太におちょくられたばかりだった。別に、手を繋ぎたいとか、ずっと一緒にいたいとか、そういうのじゃないんだ。僕が彼女のことをチラチラ見てしまう理由。

 なんとういか、わかるのだ。彼女のことが、まるで、昔から知り合いだったみたいに。

 といっても、一緒のクラスになったのはこの高校三年の今年が初めてだし、こうして席が隣になるまではほとんど話したこともないくらいだった。

 なぜ彼女のことがわかるのか、明らかにならないまま授業は終わりを迎えた。


お昼休み、授業が3分ほど長引いたせいで購買は混んでいた。僕はパン売りのおばちゃんのもとへ、あまたの人の影をくぐり抜け手を伸ばした。無事パンを三つ入手した僕、濱田健は自分の席へ座りクラスメイトの詠太の帰りを待つことにした。すると、隣でいちごミルクの紙パックをもったちなみさんが自席である僕の隣の席へ戻ってきた。

 あれ?ふと違和感がわく。紙パックにストローを刺そうとする、その直前、

「待って!ちなみさん」

 びくっと肩を弾かせちなみさんが反応した。

「ど、どうしたの濱田くん?」

「あ、ごめんびっくりさせて。いや、勘違いだったら悪いんだけど・・・」

 後先考えず呼び止めてしまったけれど、これは言うべきなのか迷って言いよどんでしまう。でもさっきの授業でも予感が当たったこともあり、自分の直観を信じてみることにした。

「もしかしてだけどちなみさんって、いちご苦手じゃない?」

「う、うん。そうだけど・・・。私いちご苦手だって、濱田くんに言ったことあったっけ?」

 まただ。やっぱり当たった。

「いや、ないんだけどさ。どうして嫌いないちごミルクなんて買ったの?」

「私は買う予定じゃなかったんだけど、美咲についてきてってお願いされて購買に一緒に行ったら、お礼にジュースおごってあげるよって言われて、それで何でもいいよって伝えたら、じゃあいちごミルクねって美咲がボタン押しちゃって、断りづらくって」

 美咲さんはちなみさんの友人でいつもお昼ご飯を一緒に食べている。今は美咲さんが居ないあたり、トイレにでも行っているのだろう。

「苦手なら無理する必要ないよ」

 ちなみさんはどこか一歩引いて遠慮してしまう部分がある。もっと堂々としていればいいのに、と思ってしまう時がある。

「いいの、ちゃんと何がいいか伝えなかった私が悪いんだし」

 えへへとごまかすように彼女は笑った。彼女は優しい性格だから、買ってもらって「それ苦手だから無理」とは言えなかったのだろう。

「ならさ、僕のジュースと交換しない?まだ開けてないし。オレンジは苦手じゃないよね?」

「そんな、悪いよ!」

 ちなみさんは顔の前で手をぶんぶんさせて断ろうとする。首の動きとリンクしてボブカットの髪が左右に揺れた。

「いいよ、オレンジジュースにしようかいちごミルクにしようか、迷ってたところだし」

 僕は机にあったストローの刺さったオレンジジュースと彼女のいちごミルクを交換した。

「ごめんね、ありがとう・・・!」

 伏し目がちに、ちなみさんは深いお辞儀をした。

「でもどうして私がいちご嫌いだって知ってたの?」

 そう聞かれて、うーんと考え込む。

「なんとなく、かな?」

 なにそれ、どういうこと?とちなみさんがおかしそうに笑った。ちなみさんはおとなしい子だったけれど、ふとした瞬間の表情がかわいらしい女の子だった。

「でも本当は、ちなみさんのいちごミルクを見て、やっぱりそっちが飲みたくなっただけなんだけどね」

「濱田くん、いちご大好きだもんね」

 キラキラした目で、まっすぐそろえられた前髪から僕をのぞく。

「あれ、なんで僕の好物がいちごだって知ってるの?」

「うーん」

 首を横にふると、「なんとなく、かな?」と言って微笑んだ。

 僕にはなんとなくちなみさんのことが分かった。

 でも最近はそれだけじゃなくて、ちなみさんも僕のことがわかるんじゃないか?と思うようになった。

 相手の性格、癖、好き嫌い。

 何も言わなくても僕らにはそれが分かっていた。

 それはまるで、前世から僕らが恋人どうしだったみたいに。


 放課後になった。七月の真っただ中、外は風が吹いておらずひどく暑かった。

 ここ新潟は冬場の大雪のせいで夏は涼しいんじゃないかと誤解をうけがちだけど、実際そんなことはなくて、夏は東京と同じくらい暑い。梅雨を経てこれみよがしに降り注ぐ日光に嫌気がさしながら僕たちは駅の方へと向かった。

 新潟県の亀田という場所に位置するこの学校は、周りを大きな公園と田んぼに囲まれており、誰がどう見ても田舎な場所に建てられていた。近くにコンビニがあることが唯一の救いだった。学校からの帰り道、テニスコートで球を打ち合うテニス部員の姿がぼんやりと帰路からも確認できた。

「そういえば健」 

 隣で並んで歩く詠太の声に、首を向けて反応する。彼はつんつんになった前髪から綺麗な二重の瞳を覗かせた。

「健って、南大目指しているのか?」

 げ、その話か、と苦い顔をしながら「まあ」とあいまいな返事をする。

「しかも薬学部だろ⁉ただでさえ難関大学と言われているのに、薬学部って」

「とは言っても、今日帰ってきた模試、C判定だったんだ。だから、あくまで志望」

 高校最後の夏、このころになるとだんだん周りでも大学受験の話が多くなってくる。でも、その話題になると、「ああ、自分は受験生なんだな」という感じがしてすごく嫌だった。大学に行きたいと思う反面、ずっと高校生でいたいと、心のどこかで願ってしまう自分がいた。

「なんだよ、俺なんてほとんどE判定。頭取り替えろよー!」

 そんなこと言うなら、女の子と話すのがちょっと苦手な僕と、女の子にガツガツいける詠太の性格を取り替えてほしい。いや、取り替えてなんて高望みはしないから、その積極性を少しでも分けてほしいものだ。

「女の子と毎日のようにカラオケ行っているからだよ」

「そんなことねえって、たまにじゃん」

 詠太は髪を短めにカットしワックスで立たせ、ワイシャツのボタンを上から二つ外している、ちょっとチャラい男の子だった。高校二年生の時一緒のクラスになり、それ以来ずっと仲良くしている。僕が卓球部を引退したので最近では二人で一緒に帰ることが多くなった。

「でもなんで、薬学部?」

「何、突然」

「いやさ、俺なんてどこ大学の何学部に行きたい!とかそういうのがなくて。ほかの人の進路、聞いてみたかったんだ」

 へえ、と僕は頷く。

「夢があるんだ」

「ゆめ?」

「若返り薬を創りたいんだ」

 僕の返答が突拍子のないものだったから、詠太はきょとんとしていた。

「なんか、漫画みたいな話だな。どうして若返り薬を作りたいんだ?」

「詠太は知ってると思うんだけど、僕がまだ5歳くらいの時、お父さんがガンで亡くなったんだ」

 僕が一人暮らしだということを知っている人は多いけれど、僕の父と母のことまで詳しく話したことがあるのは詠太くらいだった。そのくらい詠太のことは信頼していた。詠太は僕に気を遣わせないようにと笑顔で言った。

「そうだったな。健のお母さん、今もアメリカで頑張ってるんだろ?健は一人暮らしになっちゃって寂しいかもしれないけど、シングルマザーなのに健が私立の高校通えるくらい稼いでるって、すげえと思う」

 僕はお父さんが残してくれた一軒家に一人暮らしていた。お母さんが海外に転勤することになって一緒に行こうともいわれたけれど、僕はお母さんの負担にはなりたくなかった。だから一人日本に残ることにした。

「うん。シングルマザーで働きながら僕を育てる苦労とか全部見てきた。もしお父さんが生きてたら、って何度も思うんだ。だからさ、もしガンって分かったときに若返り薬があったら、お父さんをがんになる前の状態まで体を若返らせて、体を傷つけることなく病気を治すことだってできたはずなんだ。若返り薬があればたくさんの人を病気から救うことができる。だから僕は若返り薬を創るんだ」

 僕の夢を話したのは、高校に入ってから初めてだった。

「…すごいな、お前」

 感心した面持ちで詠太は僕に軽い拍手を送った。けれど僕はその拍手を素直に受け止めることができなかった。

 夢はある。でも僕は何もできずにいた。夢なんて願うばかりで、現実は受験勉強から目を背け、家に帰ればインターネットで動画をあさり、夜更かしして授業では居眠りして、それでどんどん自分が嫌いになっていくのだ。だから、夢ばかりを語って何もしない僕はすごくなんてない。

「夢は願うだけならいくらでもできるし、別にすごいことじゃないよ」

「それもそうだな」

「手のひら返すの早くない⁉」

 ひどいなーと言いながら、三年間慣れ親しんだ道を進む。

「じゃあ健」

「ん」

「ちーちゃんにはいつ告白するの?」

「こっ、こくは、え?」

 急に話を変えられて僕の呼吸は速くなった。話題を次々と出して場を盛り上げる話術はすごいと思うけれど、たまに予想もしない所から話題が飛んでくるので僕はひやひやしてしまう。

「今そういう話の流れじゃなかったじゃん!」

「だって、別の話してほしそうな顔してたから」

 確かに暗い話になってしまったかもしれないけど・・・。

「だからっていきなり変なこと言わないでよ!」

「顔真っ赤にして・・・健ってほんとかわいいな」

 くくく・・・と詠太が笑う。

「で、ちーちゃんのことどう思ってんの?」

「なんでちなみさんの話になるのさ」

「だって、最近健ちーちゃんのことばっかり見てるし。今日の数学の時間だってそうだろ?」

 やっぱり見ていたこと、ばれていたようだ。

「それに、隣の席になってから2人いい感じだし。実際のところどうなのよ、健」

「べっ、別に、ちなみさんとは何もないよ!」

「本当に?」

詠太はぐっと顔を近づけて僕に詰め寄る。

「・・・ちょっと気になっているくらい」

「やっぱり気になっているんじゃん!隣同士になって、それから気になりだして、好きという気持ちに変わっていき、やがて二人は・・・。いやー夏だね!青春だね!」

 一人だけ盛り上がっている詠太を冷たい目で見つめる。

「まだ好きだなんて言っていない」

「いやいや、自分では気づいていないつもりでも、恋というものはいつの間にか始まっているものだよ、少年」

「ないない。たまたま気が合うなーってだけで、恋とかそういうのじゃないから」

「なら俺が狙っちゃおうかな。ちーちゃん優しいし、背が低くて子供っぽい顔立ちもかわいいし。気弱な性格もなんだか守ってあげたいって気持ちになる」

 詠太は人差し指をくるりと回して浮ついた顔をする。

「詠太、そんな風に思ってたの?」

「まあねー。ま、少なくともあだ名で呼べるくらいには仲もいいし、チャンスはあるかなって思ってる」

 う、確かに。今までも詠太とちなみさんは席が近くなることが多くて仲良さげだし、僕なんてまださん付けだし。なんだよ、詠太がそんな風に思ってたなんて知らなかったし、なんで僕、こんなに動揺してるんだ?

「くくく・・・」

 隣で詠太が笑っている。

「何?」

「嘘だよ、俺他に好きな人いるし!」

「なっ、またそうやって僕をからかって!」

 はあ・・・詠太はどうしていつもこの調子なんだろう。

「でも何でそんなに焦ってるの?」

 詠太は悪びれることなく話を続ける。

「もしかして、好きな人を他の男に奪われそうになって動揺した、とか?」

 この男は・・・!

「う、うるさっ!もう明日からは一人で帰る!」

 僕は学校からの最寄り駅である亀田駅の階段を一段飛ばしで駆け上がった。

「ごめんって、もう言わないから!」

「嘘だ!どうせ次の日にはまたちーちゃんが・・・って僕のことからかうんでしょ!」

 階段を登り切り右へと曲がると誰かの背中にぶつかってしまった。

「きゃ。ごめんなさ・・・って、濱田くん?」

 僕は彼女の顔を見て、一気に体温が上がるのを感じた。目の前には、さっきまで話題に上がっていたちなみさんが眉をハの字にさせて立っていた。

「あれ、さっき私のこと話してた?私、悪いことしたかな・・・?」

 僕らの声がちなみさんまで届いていたのだろう。僕は慌てて訂正する。

「いや、そうじゃなくて、ちなみさんとは全く無関係で何でもなくて・・・」

「え?でもさっき、ちーちゃんが・・・って」

「それは・・・」

 僕がちなみさんのことを気になってる話をしてた、なんて言えないし・・・ああどうしよう。僕は必死で言葉をつなげようとする。

「それは、ちなみさんってかわいいよなとかそういう話を」

「え?」

「ん?」

今僕変なこと言った?

 数センチ先でちなみさんの長いまつげが揺れる。大きくてくりっとした瞳を見て、分かった、柴犬に似てるんだ、とどうでもいいことを思いつく。

「いやいやそうじゃなくて!そう、詠太がそんなこと言うから!」

「健もそうだねって言ってたじゃん」

 後ろから余計なことを言ってくる詠太を本気で叩きたくなった。

「ちょっとうるさい!」

 胸の鼓動が収まらない。ちなみさんのことを直視できない。

「とにかく、また明日!じゃあね!」

 急いでカバンから定期を取りだし改札にタッチした。駄目だ、離れた後でもちなつさんの顔が頭から離れない。鼓動ばかりが速度を増していく。

「どうしたんだよ、健」

 後ろから詠太が改札を抜け追いかけてくる。

「うるさい、全部詠太のせいだからね!絶対変な人だと思われたよ・・・」

「いいんじゃない?そのほうがインパクトがあって」

 あのさ・・・。いや、もういいや。

 はあ、明日からどんな顔してちなみさんに会えばいいんだ・・・。

 家に帰ってからもあの時の後悔がずっと僕の後ろをついてきて、もっとうまい言い訳ができたんじゃないかとか、あれこれ考えている内に時間が経った。考えてもどうしようもなくて、僕はベットへ飛び込み夢の中へと逃げた。


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