7月4日の物語(チーム戦の開幕)②
思ってたより長くなりそうかもしれません。区切り的な意味で。
●同日 13:25 同場所
「自分たちの順番が回ってきたけどみんな準備いい?」
クーたちは入場口の近くでアナウンスを待っている途中である。
今現在、闘技場内は前の試合で荒れた地面を整えたり、壁にひび割れをなどを簡易チェックしている。
「もっちろーん。」
「なぁ相手のことはなんか知ってんのか?」
「相手も学園の生徒ってことくらいしかわかんない。」
「まぁそんなものだよなぁ。」
「相手も同じ学園生だからって気を抜いちゃいけませんよ。」
「わかってるって。」
「そろそろ来るよ。」
アナウンスがチームの紹介が始まると共に闘技場内へと向かっていく。
中では既に相手チームがクー達を待っていた。
「剣士が2人に魔法使い2人だね。」
「ルークが剣士1人であたしがもう1人の剣士でいい?」
ゆっくりと進みながら作戦の調整を行う。
「それでいいや。自分とサリュは魔法使いを1人ずつ殺ろう。」
「わかりました。」
「ラパン、お前はどっちとやりたい?」
片方はパっと見、直剣と盾。もう一人は両手剣。
「じゃあ、あたしは直剣の方で。」
「じゃあ俺が両手剣の野郎か。速攻で片づけるからそれまでは頑張って耐えろよ。」
「任せて。あの大きさの盾なら上手く隠れられそうだし。」
「私たちはどうしますか?」
「そうだね。見た感じだとどっちも普通の魔法使いっぽいし適当に男の方を殺るよ。」
「じゃあ私はあの女の子の方をやればいいのですね。わかりました。」
「ルークたちは準備できた?」
「「もちろん。」」
作戦準備の完了と同時に指定位置へとたどり着く。
「よろしく。」
「こっちこそよろしく。」
闘技場の中央で互いに口だけが笑っている挨拶を交わす。
挨拶を交わしたのち、互いに距離を取る。
「双方。準備は?」
審判からの質問にお互い頷きだけで返す。
審判は「問題無し。」と判断して上に挙げていた腕を振り下ろす。
「試合!開始!」




