所謂導入部分つまりプロローグ
この物語に出てくるキャラの多くは自分の性癖というか好みを前面に押し出していきます。
ファンタジーオンライン―――通称FOは日本で初の全身没入型ゲームとして売り出され、その技術性や物珍しさ、新鮮さ、内容の良さから大ヒットを記録したゲームである。
内容は至ってシンプルで剣と魔法そして銃の世界―――ケアでプレイヤーはケアの住人の一人として生活することとなっている。
【ケアという世界で自由気ままに君のしたいことを見つけろ。ケアでは君の想像したやりたいことの大部分を実現しよう。】
【人や魔付きとの戦いに明け暮れるも良し。】
【生産者として一級品の剣や鎧、銃を作るのも良し。】
【未開の地をを自分の足で新たな土地を見つけ出すのも良し。】
【街郊外や村に住み着きそこで畑を耕しながらスローライフを送るのも良し。】
【商人として村から村へ街から街へ国から国へと足を運び莫大な財を築くのも良し。】
【人々を助け村々を助け街を危機から救い国を災害から救い周囲の人から英雄と持て囃されるのも良し。】
【そして国を興し小国から中国へと成りやがて大国の王として君臨しケアの一部に影響力を持つのも良し。】
【さぁ君のやりたいことはなんだ。見つからないのも良し。それこそが君のやりたいことなのだから。】
FOはプレイヤーの数をどんどんと伸ばしていき、一大タイトルとなった。
そしてなにより戦闘システムや魔法の発動の仕方、生産システムが全身没入型なだけあり、とても面白いものになっていた。
結果としてFOの運営会社は世界的な大企業へと成長しその技術力と有り余る資金を多方面へと使っていき更なる成長への一歩として独自AIの開発を開始した。
そして運営が社はAIの開発が完了しAIにFOの一部の運営を担わせることを発表した。
AIがどんな働きをするかは未知数の域を出なかったが何度もテスト運用をした結果暴走や目立ったバグが見当たらなかったので、いよいよ運営と開発関係者は本運用へと踏み切った。
そしてメンテナンス中にFO内でAIが管理・運営するデータを割り当てが完了した瞬間に突然AIの暴走が始まった。
そしてAIは行方をくらませた。
そしてこの【AI暴走事件】が起きたのは10年前のこと
お読みいただきありがとうございます。作者です。
もし気に入ったのならブクマ登録などで評価をしてくださるとありがたいです。




