R3・ 仲良くなった
短めです
R3 仲良くなった
先ずは柔軟体操をしっかりと30分掛けてしてから、中庭をランニングする。
まだ、3歳の身体が出来上がって居ない時なのですぐに辞めさせられた。
これは誤算であった。
なので書物を読み知識を先に付けることにした。
止めようとするお付きのメイドを甘味で買収して、ゆっくりと寛ぎながら魔法について書かれた本を読む。
すると一つ年下の腹違いの弟が気付けば、僕に付いて回る様になった。
正直邪魔だが、そう邪険にする事もないか。と思い一緒に行動する様になる。
すると今度は二つ下の腹違いの妹も何故か付いた来る様になった。
それからは良く三人で行動する様になった。
弟の名前はリント・カル・トーラック
妹の名前はサンシャ・ジイル・トーラック
そして僕ライケン・リッド・トーラックだ。
皆それぞれ母親が違うが、とても仲が良かった。
母親達もそれぞれ身分がそれほど高く無く、それでいて仲が良かった。
書物に書かれていた事を試すと、リントとサンシャも真似するようになった。
先ずは魔力を感じる所から始めて、次に体内に循環させる。
すぐに感覚を掴み自由自在に移動させる事が出来るようになった。
2人は僕よりも習得に時間がかかったが、すぐに出来る様になった。
その後も三人で訓練をして行く。
ランニングも軽くなら許可が出て始める。
まだ、流石にリントとサンシャには許可が出なく、2人をなだめるのに苦労した。
それから2年後。
遂に明日は顔のお披露目とステータス披露の日だ。
緊張するが、やれる事はやった筈だ。
明日に備えて今日は早く寝る事にした。