表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/63

G 1

 G1


 いつも通り学校に登校して、ホームルームを受けて居る最中教室が爆発した。



 気が付けば、ベッドに横たわって居た。


 此処は病院か?と思ったが、部屋の中を見るに違うと分かる。



 数日が経ち、どうやら生まれ変わった事を理解した。




 そしてどうやら両親は農民で兄弟も大勢いることがわかった。



 家族みんなで協力して畑を耕して慎ましく生きて居る様だ。



 更に此処には魔物と呼ばれる化け物が居る事を知った。


 昨日三軒隣の子供が、ゴブリンと呼ばれる魔物に殺された様だ。



 親が目を離した隙に、森の中へと入って行きそこでばったりと運悪く出くわした様だ。



 ゴブリンは村人の大人達が倒した様だ。



 それと魔法が存在する事を両親の話の内容から知った。



 なんでも昔冒険者をして居たが、怪我で隠居してこの故郷の村に戻って来た老人だ。



 近所の子供達に簡単な魔法を教えてくれるようだ。




 そうそう前世では村田郷士(むらたごうし)だったが、今世ではただのマイクだ。



 数年が経ち五歳になった。


 この頃から両親の畑の手伝いをし始めた。


 そして暇な時間を見つけてはじいちゃん(魔法を教えてくれる老人。みんなじいちゃんって呼ぶからそう呼んでる)の所に行き魔法を教わって居る。



 将来村から出て冒険者になる予定だ。


 一杯稼げる様になれば、家族にも仕送りする予定だ。



 毎日が忙しくて大変だけど、何故か充実している。



 田舎の生活にも慣れてきたな。



 数日後、村に帝都からお偉いさんが来た。



 此処は帝国領らしい。



 何でも魔法の才能のある子供を、帝国魔術学院に無償で入れてくれるらしい。


 好成績で卒業したら、将来国の重役に就くのも夢では無いらしい。



 そして俺は選ばれた。


 両親には金貨20枚が渡された。


 それがどの程度の額かは知らないが、大金には違いない。



 両親や兄弟と別れの挨拶をした後、帝都にある魔術学院に連れられて行く。



 ここから新たな一歩が始まるんだ。と期待を膨らませて馬車で揺られて行く。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ