愛と平和 ー下ー
西暦2417年
1人の男がある場所へ向かった
男は中年で小太り
今のような暑い季節には
ひどく汗をかく
今も流れる汗を
男には到底似つかわしくない
小さな子供が描いたような
可愛らしい絵の付いた
ハンカチで拭いている
男は自分の滝のような汗を
全て拭き取ってくれるそのハンカチを
愛おしそうに微笑みながら見る
その目は親が子へ向けるそれであり
愛の深さを容易に想像出来る
ハンカチを眺める事で
そのハンカチの向こうに
自分の愛する娘の姿を幻視して
今日の帰りを早めようと決意する
そうと決まれば早速だ
今日の仕事を終わらせるため
目的の地へと足早に向かう
男の向かう先
ここ何年も税金が払われていない
男はそれを徴収するため
そこへと向かう
男の仕事は国の職員
その中でも地方のしがない役人
管轄下の住人の名簿の管理や
税金の徴収
生活の補助や相談
仕事は多岐にわたるが
その全てを何人かでこなす
その中でこの地へ向かう事に
男がなったと言うわけだ
汗を拭き人里離れたような
閑静な一角にある居住地へ
男は一息つく
この暑さの中歩き続けていたのだ
汗も相当量流している
持参の飲み物を口にして
帽子で軽く扇ぎながら
少しある日陰にて涼をとる
疲れなど残すわけにはいかない
仕事に支障をきたしてでも
家に帰ってからの元気を蓄える
男としては仕事は大事だが
なによりも家族が大事だった
目を瞑れば
すぐに思い浮かぶ
愛する妻
元気な姿で自分を出迎える
愛する我が子
家族を想えば想うほど
今すぐにでも帰りたくなる
しかし仕事も放ってはおけない
最低限する事はしなければ
日々の食事もままならない
役人とは言え
賃金は少なく生活はギリギリだ
アンドロイドなどの
身の回りロボットや
お世話ロボットなど
勿論買えないし
欲しいとも思わない
羨ましい事は羨ましいが
さて、と
小休止を終わりにして
さっさと仕事を終わらせよう
そう独り言を呟いて
腰掛けていた木の幹から立ち上がる
目の前には古く
人の気配のしない
建物がある
本当に人が住んでいるのだろうか
そんな益体も無い事を考えながら
緩く握った拳でドアを軽く叩く
暫くしてドアが開くとともに
男は声を出す
住人に嫌がられるこの仕事
それを行う上で
少しでも身構えさせまいと
貼り付けたような笑顔で
声をワントーンあげて
親しみやすく話しかける
私国の職員で
そう言いかけた所で
男は言葉を詰まらせる
それも仕方がないだろう
毎日仕事を頑張っても
手に入れる事など不可能な
お世話ロボットが出て来たのだから
古く人の住みそうにない
建物だとそう評価していた男は
そのギャップに驚き
1つトボけたような声を出す
そして中から現れた
古めかしいが一目でそれとわかる
お世話ロボットが音声を発する
いらっしゃいませお客様
ご用件は何でしょう
ごく当たり前に違和感のない喋りで
男にそう問いかける
男はロボットを所有してこそいないが
仕事の都合上
ロボットとも話す事がある
その経験から当たり前に返事をする
しかし何か違和感を覚えた男は
それが何かと思案する
返事もそこそこに
何やら考え込んでいる相手に
しかし何も問わず
言葉を発するのを待つロボット
今でこそ当たり前だが
至極当然とばかりに
流暢に話すこのロボット
見た目やタイプから
生産された時代は古く
知能も高い訳がない
恐らくは100年ほど前のタイプ
ではないかと推測出来る
そのような昔に作られた
ロボットは今の時代に
作られるロボットとは
全くの別物である
出来る事も少なく
学習能力も高くない
パターン化された表情を
浮かべることもないだろう
それなのにだ
今男の目の前にある
そのロボットは
のっぺらな金属で
作られているため
表情こそ浮かべる事はないが
先程の流暢な喋りや
こちらに合わせて
待機すると言った行動
それらが男には違和感に感じられた
総評するに
あり得ないだろう
今の時代に作られるロボットは
表情もパターン化され
言葉も会話の為流暢に話す
学習能力が高く
特定の人の言動を理解し
その人に合わせたロボットへと
自分を変化させていくほど
完成度は高い
しかし先程の考えが正しければ
約100年ほど前のロボットと思われる
目の前の〝それ〟 は
それ程の完成度を持っているとは
考えられないのだ
だが現実にあり得ている
目の前のそれが証明している
では何故そのような
不可思議なロボットが
このような誰も住まないような
国の外れに存在しているのか
要件よりもそこが知りたい
しかし男は仕事をせねばと思い
頭の中を支配する疑問を隅へと追いやり
いつも通りの応対をする
まずは主人と話さなければ
男は問う
主人はいるかと
ロボットは言う
主人はいますと
では呼んでもらえるかと言いかけ
ロボットは続けて言う
しかし相手はできませんと
何故と問う
それも当然だ
いないのならば出直せばいい
しかし居るのなら話す必要がある
自分は税の徴収に来たのだから
話さなければ不味いことになる
自分がではない
ロボットの主人がだ
そう伝えるが
ロボットは戸惑うように
時間を使う
表情は分からない
しかしそんな気がしたのだ
ロボットが戸惑う
そんな馬鹿げた話
聞いたことがない
つまらぬ想像だと
一笑に付し
男は声を大きくする
中にいるであろう
主人に聞こえるように
しかし返事はない
かわりにロボットが返事をする
主人は話が出来ませんと
なるほど言葉が話せないのか
納得する男に
ロボットは続ける
主人は動くことができません
ストンと胃の腑に何かが落ちる
なるほどやはりロボット
主人が老人ならそう言えば良い
しかし他人がすぐ理解出来るよう
話を分かりやすく伝える事が
ロボットには出来なかったのだ
少し安堵したような男の顔に
ロボットは訝しむ言葉を投げかける
この人間は何を理解したのだろう
凄く納得したような顔をしている
何故か分からない
だから問う
今ので何を理解したのか
男は考えを伝える
主人が老人であろうこと
寝たきりで衰弱しているのだろうと
ロボットは言う
それは違う
主人の肉体は既に死んでいる
ハッとした表情で
言葉を詰まらせる男
ここの主人は既に死んでいる
なら何故主人がいると
初めにそう言ったのか
主人の死よりも
疑問が優先され
ロボットに問う
死んだ主人が何故いるのか
ロボットが言う
主人の肉体は死んでいる
しかし
主人の想いや心は生きている
自分とピースの心の中でと
男は頭を回転させる
何を言っているのだこのロボットは
主人は生きている
主人の想いや心が生きている
それもロボットである
目の前の存在の中で
ピースと言うのは分からないが
自分の中とハッキリ言ったのだ
ではこういうことか
目の前のロボットには
心があると
このロボットの主人の想いや心が
このロボットの心の中に生きていると
なんという馬鹿げた話なのか
それもその馬鹿げた話を
ロボットが言ってくるとか
自分の頭がおかしくなったのかと
己を疑う男に
ロボットは続ける
理解出来るか
自分達ロボットに
心があるという事を
主人が死ぬまでにくれた
この心がなんなのか
自分達はロボットだ
だけど主人は家族と言ってくれた
その結果が今こういう形で現れている
人の世界にはあるではないか
このような時に表現する言葉が
わかりやすく
伝わりやすい
一言で言うなら
奇跡
どのような確率なのか
あり得ない事を可能にする
しかし確かにそれは有る
現に目の前にいるではないか
人にのみ起こりうる事ではなかった
そう証明するかの如く
男に降りかかる
信じ難いが確かにそれは
奇跡
生物のみの特権ではない
作られた存在に
作れないものが存在する
信じる他仕方がない
男は恐ろしくなり
この場から立ち去りたい
衝動に駆られるが
そうではない
男が来た理由があるのだ
確かに信じられない様な
現実を目の当たりにしたが
それでも仕事を全うしなければ
そして考える
税の徴収
誰に
主人は死んでいるのだ
では残されたロボットに
それは可笑しいだろう
確かに目の前のロボットには
心があるようだし
人のようにカウント出来る
言っていて馬鹿らしくなるが
仕方がないと思う
事実そうなのだから
しかし税の徴収は出来ないだろう
ならばどうなるのか
この地を受け継ぐ親族でもいれば
そこから徴収出来るだろう
ロボットに聞いてみるが
主人にその様な相手は
存在しないようだ
ではやはり国へ返す事になる
しかし男は思う
本当にそれで正解か
何か自分の琴線に引っかかるものがある
それが何か分からないが
このまま国へと帰属する事になれば
当然このロボットも
有効利用されるだろう
はたまた処分されるか
恐らく処分の可能性が高いだろう
かと言ってこの状況
男に出来ることなど何がある
しかし何かが
自分の中の何かが
このままではいけないと
助けてやるべきだと
声なき声をあげる
何故自分はここまで
このロボットの事を考えてるのか
ほんの数分前までは
全く知らないロボットだった
それなのにと男は思う
一体何が自分に引っかかるのか
何が男にそう思わせるのか
考えてもわからない
そして今考えるべきことは
それではない
自分の何かがダメだと言うなら
従おう
自分に嘘をつきたくない
そんな考えともつかない
衝動ともいえる不確かなものに
男は衝き動かされる
改めてロボットへ聞く
お前達は何故ここにいる
何故主人の死後も
機能停止をしない
主人が死ねば命令は破棄される
主人のために働くロボットが
主人がいないのに働くなど
意味がないからだ
それなのに目の前のロボットは
主人の生前の命令を
忠実に履行している
そんな男の疑問に
ロボットは言う
それが主人の願いだから
命令ではない
これらはロボットである
自分達が望んでいること
主人とともに生きる
それが自分達の願いだと
男に何度目かの衝撃が走る
願いだと
望んでいるだと
ロボットがそれを言うのか
それが使命だと
尽くすために作られたロボットが
尽くす相手が居らずとも
尽くし尽くすと
男は泣いていた
知らず気付かず涙していた
こんな
これほどまで
このような場所で
どれほどの時を
どれほどの奇跡で
どれだけ尽くすのか
主人が羨ましい
奇跡を具現化したような
ロボット達にこれほど愛され
また愛せた事を
男は心の底から
羨ましく思った
ならばと男も決意する
この場所は残さねばならない
不可侵領域とせねばなるまい
ここはある意味天国だ
この場所のみで
完成された空間
何も必要がなく
何者も侵してはならない
そんな絶対空間
自分が維持しよう
男の頭にあり得ないような
答えが浮かんでくる
しかしそうしなければならない
そうとしか思えない
男は運命のようなものを感じ
それに従い動く事となる
かくして
このラブとピースの楽園は
1人の名も知らぬ男に
助けられ保持される事となる
ロボット達にはそうとは知られず
見返りも何もない投資を
男の生が続く限り
続けられる事になる
◆◆◆
先程の人間はなんだったのか
涙を流しながら
わかりましたとだけ
言い残し帰っていった
主人のおかげで人を理解出来つつあるが
未だに全てを理解した訳ではない
やはりよく分からないものだと
ラブは先程の男を通し
人間自体の判断をする
だが構わないとも
自分達が知る必要があったのは
主人だけ
そして知る事ができなくなった
しかし全て知っている
時がどれだけ経とうとも
今も色あせずここにいる
主人を想えば思い出す
あの頃の主人の言動を
自分達が行動した時
見せる表情がある
主人にとって
まずい行動だと苦笑いし
いい行動だと満足そうに笑う
今も自分達の行動で
記憶の中の主人の表情は変わる
自分達が協力すると
記憶の主人が笑い
自分達が失敗すると
記憶の主人が苦笑いする
あの時と何も変わらない
自分達家族は
どれ程時が経とうとも
いつもずっと幸せだ
最近メンテナンスの回数が増えてきた
それも仕方がないと思う
自分達が製造されて
どれ程時が経っただろうか
色褪せない記憶の中に
主人との思い出がある
色褪せない主人の想いが
自分達の中にある
しかしその後の記憶は
色褪せていく
ロボットだけでは限界があるのか
農地もいくつか荒れてきた
その影響か
家畜も数が減ってきた
それらの維持も難しくなってきた
そして自分達の維持も
一日一度のメンテナンス
それで足りなくなったのは
いつからか
今では日に3度のメンテナンスが
必要になっている
しかしメンテナンスにも限界がある
部品の交換が必要だ
しかし自分達には
この地の維持管理がある
一日でも怠れば
一気に限界が近付くだろう
それに部品を交換しようにも
手に入れる事など出来ない
単純に金がないのだ
部品の購入代金などどこから出るのか
どちらにしても
部品の交換は出来ないだろう
それでも構わない
自分達の仕事は
主人の世話だ
その主人は既に死んでいる
その後の仕事は
主人の愛したこの地の管理
管理が行き届かなくなり
土地が荒れてきはしたが
自分達の中にいる
主人はずっと笑ってくれている
仕方がないと思ってくれているのか
自分達がやれている範疇で
主人は許してくれているのだろう
出来ることをやっていく
主人が笑っていられるように
今日もメンテナンスを入念にする
一度一度をしっかりやらねば
それこそガタがきてしまう
特にピースは早いだろう
自分とは違い
外の仕事を優先にしている
雨風に晒されれば
金属が傷むのは当然だ
だからこそピースには
入念にメンテナンスをする
ピースは言う
自分の終わりが近いかもしれないと
ラブは言う
そんな事はない
きちんとメンテナンスしている
そんな事を言うのはやめてほしい
自分達は2体しかいない
もしピースが壊れてしまえば
自分1体だけになってしまう
この主人の愛した地
主人の愛した環境を
維持管理するには
自分1体では不可能だ
何より
なにより
よく分からない
この気持ちは何なのか
心が生まれた自分達
しかしその全てを
理解している訳じゃない
だからこそ分からない
これは感情だろう
主人はいつも笑っていた
しかし喜怒哀楽なる感情が
なかった訳じゃない
怒る時もあれば
寂しそうな時もあった
その時の主人の言葉に
家族がいないのは寂しい
と言うのがあった
寂しいとは何なのか
逢いたい人に逢えない
一緒に居たいのに居られない
そんな時の感情だと言っていた
ならば今自分が思った感情は
それなのではないか
自分達が主人に抱くものと
同じようなものを
自分は抱いたのだから
ピースが居なくなれば
ラブは寂しい
詰まる所これが感情
心の波
居なくなられると困るよピース
と何時もの平坦な言い方で言う
心に波は立てども
それを表現する術を知らず
知ったとしても機械として
出来ることなどたかが知れている
無理やり表すこともないだろう
ピースだって分かるはずだ
自分に心が生まれたのと同じく
ピースにだって心が生まれたのだから
ならばピースも同じ感情を
抱いている可能性はある
主人が居なくなった時のような
想いはしたくない
お互いを大事にしようと
話し合い
メンテナンスに力が入る
物理的にではなく
気持ち的にだが
日々のメンテナンスの甲斐もなく
ピースの可動部は音を鳴らす
油をさしても掃除をしても
動きのたびに異音がする
あの滑らかだったピースの挙動
ごく静かな駆動音だけだった
今は違う
ギギギといった引っかかるような音
自分達機械の天敵
サビだろう
落としても落としても
落としきれない所に出来る
人で言う所の
ガンのようなもの
ピースはガンに侵されている
こそぎ落とし油をさしても
知らずのうちに増えている
なんとかだましだましやってきた
それも限界が近づいてきている
ピースは何も言わない
分かっているだろうに
いつもと同じピースでいる
ならば自分もそうあろう
考えると寂しくなる
不安になり心配になる
しかしピースがそうあるように
自分もそうあることで
お互いその事を意識せず
作業をこなす事が出来る
その日々の中
唐突に限界は訪れる
ピースの可動部が崩れた
ボロボロと音もなく
原因は腐敗だろう
分かっていた
この日が来る事を
動く事が出来なくなったピースは
家の中で出来る作業をしてもらう
それしか出来ず
むしろその方がいいだろう
雨風にさらされ続けた
ピースの体は崩れた箇所以外も
限界に近づいている
少しでも終わりを遠避けるため
変わりのない体を大事に扱う
ピースは言う
最近自分の中にいる主人が
濃く見えると
ハッキリとした主人の姿だが
何処か透けていて
朧げであったのだが
ピースが見る主人の姿は
透けていないようだ
一体どういうことなのか
それとピースの限界は何か
関係があるのか
分からない
自分の中の主人は
相変わらず朧げだ
何となくいつもの笑顔に
影が入っている気がするが
気のせいだろう
いつもと変わらぬ主人が
いつもと変わらぬ笑顔で
自分達を見ていてくれる
それだけで安心できる
それをピースに伝えると
ピースは違うと言う
主人は迎えにきてくれたのだと
だから主人は濃いのだと
迎えにくる
その意味は何なのか
主人の体は死んでいる
主人の心は此処にある
ピースの全ては此処にあり
ピースの何を迎えにきたのか
ピースは言う
これが終わり
これが安心
このまま主人の元へ
急激に不安になり
ピースへぶつける
自分を置いていくのか
自分はどうしたらいい
自分もそこへ連れて行け
しかしピースは答えない
返事をひとつ
ありがとう
それからピースはショートした
電源が落ちまるでつかない
体の限界と同時に
電子回路も限界が来たのか
2度と電源は入らなかった
ラブは想う
主人がいなくなり
ピースもいなくなった
心の中で主人は笑ってくれているが
言葉を投げかけてくれない
抱きしめてくれない
それでも今まではピースがいた
同じ想いを共有して
傷を舐め合っていた仲間
もういない
悲しさからなのか
自分の心の中にいる
主人に問いかける
自分はどうしたらいいのか
家族は誰ももういない
何のために存在してるのか
毎日主人に問いかける
土地や建物の維持管理もせず
荒れ放題の建物の中
錆びれて動かないピース
骨すらも無くなった主人のベット
その間でラブは寂れていた
いつからか
心の中の主人の横に
どことなく嬉しそうなピースがいた
そんな1人と1体を見ながら
羨ましいと言い放つ
もう自分も動かなくなった
仕方ないだろう
メンテナンスなど殆どしていなかった
それにもしかしたら
心の中のにいる
1人と1体の所へ
自分もいけるのではないかと
期待していた
ずっと自分に微笑みかけてくれている
大好きな主人
お互いの全てがわかるからこそ
優しく微笑んでくれている
親友とも言うべきピース
もうすぐそこへいきます
えがおでむかえてくれますか
よくがんばったなって
ほめてくれますか
おくれてそこへいくじぶんを
だきしめてくれますか
かぞくとしてむかえてくれますか
じぶんのからだよ
これまでありがとう
これからかぞくのもとへ
こころだけでむかうじぶんを
ゆるしてほしい
らぶはこれからあるじのもとへ
ぴーすとともに
つかえるために
いままでありが……
ラブとピースが護った土地は
自然に淘汰されながらも
ある一部だけは
その姿を残し続けた
2体の奇跡を
自然が優しく包むように
完




