一話 日常からの逸脱
俺の名前は上井玲ごく普通の高校生だ。スポーツも勉強もなんでもできる。努力なんでしなくてもなんでも出来た俺は、こんな日常に退屈していた。 だが以外にもこんな日常は呆気なく終わるもんだ。
「ふぉっふぉっふぉっ、お主この世は退屈かね?」目の前が真っ白に光ったかと思うと急にそんな声が聞こえてきた。「だっ、誰だ!」俺がそう叫ぶと、そいつは自分のことを、「わしか?そうじゃな、お主らの世界でいう"神"というやつじゃな。」神?何を言っているんだ、急に現れて"神"なんてことを言われてもはいそーですかと納得できるわけがない。今俺の頭の中には、「ここはどこだ、俺は死んだのか?本当に神なのか?」と、様々なことが頭の中で駆け巡っている。するとそんな俺を見た自称"神"は、「詳しいことは今から話すでの、まぁ座ってお茶でも飲まんか。」そう言うと、何も無い空間から机と椅子が出てきた。「まずはお主の疑問に答えるとしよう。 まずひとつここは天国の1歩手前の空間じゃ。そうお主は死んだのじゃ。普通ならこのまま輪廻の輪にはいるのじゃが今回は特別に転移させてやることになったのじゃ。」転移?どういうことだ?俺が、死んだ?確かにそうなら全て説明が付く。とりあえずあの自称神の話しを聞こう。「お主にはワシが管理する"エイジガルド"という世界に転移してもらうのじゃがこのままだとすぐに死ぬだろうから神様特典をつけといてやるわい。」
「ちょっとまて、特典ってなんだ?」俺がそう訪ねるとあの自称神は「いわゆるチートじゃよ。どんなものかは向こうに行ってからのお楽しみじゃがな。」そう言って俺を転移された。「ここはどこだ?」辺り一面どこを見ても木、木、木。とりあえずこの森をでなければそう思い早速行動に移ることにした。
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