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23章「都市破壊作戦編 1」
翌日の事。基地は戦闘訓練や飛行訓練やらで比較的平和的に過ぎていった。
そして夕方の時。
リロサヤと訓練で使った銃の片付けをしていた。
「いやー。にしても皆よく壊しますねえ」
「そうだな。幾ら作っても足りなさそうだ」
夕陽が基地に刺す。一日の終わりを彷彿とさせている。
その時、後方から何か音が聞こえてきた。
「?何だ」
敵では無さそうだが。
「・・・!まさか・・・。そうだ!あの時の!」
その言葉を聞き、僕はようやくその存在を思い出した。
都市爆破作戦。その輸送トラックだ。
予感通り、段々深緑色をした何台かのトラックが接近してきた。
そして僕達の目の前で停止した。
荷台から飛び降りた、金髪をなびかせた男。襟には軍曹を表すライン。
間違いない。奴が引率の。
「・・・今晩は。私が都市破壊作戦の引率をする『プレイン・ロンガーシャ』だ。宜しく」
青い目。少なくともカシュラーよりは好印象な男だった。
僕達二人は慌てて敬礼した。
「「お、お疲れ様です!」」
「あははは。驚かせてすまなかったね。では、隊員の皆を連れてきてくれたまえ」
そう言いロンガーシャは笑みを見せた。
何やら慌ただしくなりそうだ。




