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21章「苦難の気配」
翌日の事だ。
「あーっ!!!」
朝から騒がしいぞ・・・。
周りは光に包まれている。少し寝過ごした。
ベッドのセッティングをして、着替えて騒ぐ声の先に向かった。
・・・・・・
「どうしたんです?」
戦闘機庫の重い扉を開ける。
「サーライト兵長!大変なんです!」
彼は第三戦闘機庫のエンジニアだ。
「ッ・・・基地長の乗ってた戦闘機の羽が・・・無くなったんです!」
「何だと!?」
確かに、額縁にあったil2の羽根が無くなっている。
「研究用に置いてたのに・・・」
彼は少し不安そうな表情をしながら空の額縁を見ていた。
「すみませんー!隊長ー!」
遠くからリロサヤがやって来た。
「リロサヤ一等兵。どうしたんだ?」
リロサヤは汗ばみながら彼が持っている紙を僕に渡してきた。
その内容は。
「都市破壊作戦・・・!?」




