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プロローグ - 異世界にて

※多分お分かりだと思いますが、RIGHTさんのゲームの軍隊と異世界攻略をベースにしております。

一部プロットが似ているかもしれませんが、ご了承ください。

[ある世界 どこかの紛争地帯にて]

〔午後の昼下がり〕


現実とちょっと違うファンタジー乙な世界、そんな世界の片隅にも己の力と力をぶつけ合う。どっかの中東国家の如く内戦 ―― いや局地戦争が起きている場所のある国。

その国の名は、ベルート社会主義共和国。かつては隣国を合わせて一つの共和国として国家を成していたが、案の定クーデターやら内紛などが事有る事に発生し、ついには思想の相違とそれを端に発した対立で解体した国の片割れである。

そんな片割れの中では、どっかのややこしいアフリカ国家の様な ―― 軍閥や武装組織などがひしめき合う、なんともカオスな状態になっていた。

そんな国のある都市、午後の昼下がりにも関わらず小規模の武装集団とやっけになった軍隊崩れの集団がドンパチしていた。

「ちっ!奴らどんだけ出てくるつもりだ?!」

「知るかよ!」

半ば瓦礫と化した石造建築に立て篭りながら抵抗を続ける武装集団、そんな場所の一階部分では小火器を持った武装集団のリーダーとその副官が愚痴っていた。

武装集団が小銃などの小火器オンリーで対抗しているのに比べ、某軍隊崩れは少数ながら装甲車両を保有しており。それらと重火器を用いてボコスカと攻撃を加えていた。

「どうするんですか隊長!?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・」

砲撃のせいで粉まみれになった副官が隊長と呼ばれるリーダー格の男にそう叫んだ。

「ユーレインの奴らに救援を求める。」

「!!正気ですか、奴らに・・・・。」

しばらくしてそう言った隊長に、副官はそう詰め寄る様に言った。

「しかたがないんだヨーゼフ、奴らなら今この状況を何とかできる。」

「・・・・了解しました、おい!!通信手。」

「はっ!」

「近くにいるユーレイン軍に救援を求める様に、国際共通周波数で言ってくれ。」

「了解です」

悶着を起こした副官ヨーゼフは、何か決心をしたように近くに居た通信手にそう告げ。その通信手は己の定位置に戻り、救援を求め始めた。

しばらくすると、通信手はニコニコ顔で戻ってきた。

「近くに居るユーレイン軍がこちらに向かってくれるそうです。」

「わかった・・・通信兵、他に何か言っていなかったか、奴らは?」

「敵に向かって発煙弾を投げ込めと。」

「・・・・了解した。」

副官ヨーゼフはそう頷くと、隊長に同じ事を告げた。

「わかった、発煙弾をやってくれ。」

隊長がそう言うと、他の階に居た分隊に同じ事が伝達され某分隊がスプリング式投射機を用いて白色の発煙弾を撃ち込んだ。

発煙弾という事もあり、軍隊崩れらは混乱ししばらく攻撃が止んだ。

「よし、今のうちに状況確認を・・・・。」

「隊長、ユーレイン軍です!」

「何!?」

するとこんな世界に不釣合いな、空飛ぶ軍神ことフェアチャイルド A-10C 攻撃機2機が低空で接近してきた。


キイイィィーーーーン

イィィーーン


そして機首のGAU-8/A 30mmバルカン砲を回転させ、寸分の狂いもなく撃ち出した。


グゴゴゴォォーーーーーーン

グゴォーーン

ドドドドドン

ドドドドドン


発射音より速く撃ち出された30x173mm 対装甲用焼夷タングステン徹甲弾PGU-14/Bは、軍隊某が反応するよりも先に着弾し文字通り彼らをボコボコにした。

さっきまで執念に砲撃をしていた装甲車両はエメンタールチーズの様になり、一部の兵士の躯は四散しほとんどの躯は一部欠損しているのが見て取れた。


キイイィーーン

イーーン


そしてターボファンエンジンを鳴らし、A-10Cは我が物顔で飛び去っていった。

「すごい・・・。」

「流石はユーレインだ・・・。」

するとそんな彼らをよそに、OH-58D カイオワ・ウォーリアー 2機と カモフ Ka-60 カサートカ 2機の4機が低空飛行でやって来て、ロープが蹴り出されると幾人のも灰色の迷彩服の軍人達が地上に降りてきた。

一部は人間の形をしていない ―― 所詮亜人と呼ばれる種族 ―― のも見て取れた。

「ロット義兵団の皆さんですね、大丈夫ですか?」

その軍人集団は隊長達が立て篭もる半壊した建物の近くまで近付き、そう声をかけた。

「ああ・・・・・ありがとう、何と言えばいいのやら・・・。」

少したじろぎつつ出て来た、隊長率いる武装集団改めロット義兵団。その指揮官である隊長は敬礼しそう言った。

「いや、我々も貴人方に会う必要がありましたから。」

「?どういう意味だ?」

「このセクターに居る貴人方および我々が敵としている部隊の制圧はここが最後、で貴人方ロット義兵団にこのセクター総括を依頼する為に来ました。」

「・・・・あんた、俺達の事分かるだろ?」

隊長は少々顔を歪め、そう言った。

「ですが、その前に支援ですね。」


・・・・異世界から来た軍事国家は、ファンタジー世界の警察になっていた。

この小説をこうやって電子化するのには深い話がありまして・・・・・


まず、

6年前(著者が中坊の頃)留学生時代にゲームの軍隊と異世界攻略を読み、感動してコピー+自分だけのオリジナル小説を紙媒体で書いた(名前そのまま:約170ページ)

4、5年前その全てを入っていたバックごと紛失(てか盗まれた)

しかし机に置いていた設定集が生き残っていたため、それと自分の記憶をベースに書き直す。

最近、それを書き続けていたがエンドレス状態になったため再び書き直す。(異世界とゲーム戦記 ザ・リバーシング・タイムズ)

その時とある特殊部隊員の異世界建国録などのシリーズ小説を思いつき、書き始める。

そして今、

電子化の余裕が出来たためこうして投稿する。



なので少々RIGHTさんのプロットに似てたり、旭達などのほか小説キャラが出てきますがお気になさらずに。

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