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「ヴィヴィ様!ヴィヴィ様!」

誰かの声がする。目覚まし時計の音ではない声がする。


「ヴィヴィ様!もうすぐお稽古の時間でございます!ヴィヴィ様!」

その子は誰だろう。うん、名前は聞いた事がある気がする。

ん?というか、ここは私の部屋だよね?え、なんで知らない人がいるの。え?怖い。

スマホ、どこにやったっけ?確か枕元に…


「もう!起こしますよ!」

という呆れた声が聞こえた後に体がぐいと持ち上がった感覚がした。スマホを取り損ねた手は空中をさ迷い、最終的な場所に戻る。


「まったく、ヴィヴィ様ときたら。いつもお寝坊さんなんですから!これからどうするんですか?城に行ったりとかしたら!」


「あの…。」


「なんですか?ヴィヴィ様?」


「ヴィヴィ様って誰でしょうか?」


相手はまだ寝惚けているらしいと認識したみたいで、またため息をついた。


「何をいっているのです。ヴィヴィ・アルブレヒト様はあなた様の事でございますよ?ほら、早く服を着替えなくては…。」


「あぁ!!」


そうだ。どこかで聞いたことがあるとおもったら私がやっていたゲームのキャラの名前だった!


うん?ということは…








私、転生しちゃったんだ!あのゲームの世界に!!!





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