1ページ 悪役令嬢+夢がヒーロー=?
スライム聖女という漫画を見て、アドレナリンドバドバで悪役令嬢系書きました
人の夢は終わらねぇエェェッ!!
『聖女』....それは、令嬢の少女が持っている神から与えられし力、その力には様々な種類がある。
『癒し』、『成長』、『加護』etc.....人によって特化した力がある。それで魔物から守ったり、人々に幸福にしたりなどしている。
そんな中、とある令嬢に一人の人物がこの世界に転生した。
『――これは私がゼロから皆を幸福にさせる最高の『聖女』になるための話だ....』
『バルムンク公爵邸』
そこはヨーロッパの中世時代を思わせる豪華な白い城が建っている場所で、数人の整列した執事とメイドが1人の少女が食事を取ろうとしていた。
「......」
その少女は、紫がかった黒髪の長髪で白色のベースなロングコートのようなスカートが一体化した服を着た『パンドーラ・バルムンク』であった。
「パンドーラ嬢様、本日のお食事です」コトッ
1人のおじいさんな執事が焼き魚のムッシュ的な物をお出しする。
「......」
お出しされた魚料理を見たパンドーラは....
バンッ!!
なんと、執事に向かって皿ごと料理をぶちまける。
「私今、肉が食べたい気分なの、作り直して」
「か....かしこまりました。本日の料理はバッファーのひれ肉ステーキで、火力はヴェルダンですね?」
「.....ふーん」
「――――はっ!?」
すると、パンドーラは不気味な笑みを浮かべると、執事がすぐさま土下座する。
「もっ....申し訳ありません!聖女の修行前にレアはお体に万が一もあるかと....ッ」
「...なるほど」
ゴスッ!
「なるほど、なるほど....」
「――.....っ!」
パンドーラは執事の頭をぐりぐりと踏みつけ、こういった。
「これは、『お仕置き』ね♥」パチンッ
「!!??」
すると、扉から憲兵のような人物が3人現れ、連行される。
「たっ...助けてくれぇぇぇぇ!」
「「「「......ッ」」」」
泣き叫ぶ執事に他の使用人たちは震えて動けない....そう、このパンドーラは、名門『バルムンク家』の一人娘で、生まれた時から立派な教育を受けながらも、かなり甘やかされて育てたら.....少しでも気に入らないことがあれば『お仕置き』という拷問まがいなことをして、快楽を得ようとする.....聖女でありながら最悪、最低、悪魔より悪魔、魔王より魔王と呼ばれていた令嬢だったのだ!
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僕は『正式 正義』....13歳で黒髪短髪の普通な中学生だ。
僕は夢がある....それは『皆を守れるヒーローになる』ことだ。僕の父親は警察官で、色んな人を助けたり、時には凶悪な犯人を捕まえたり、いろんな人々を貢献している――まるでヒーローみたいな父さんだ。
僕も父さんみたいに誰かを守るヒーローみたいな人になりたいと頑張っているんだ!例えば、体力作りに、勉強もしたり、困っている人を積極的に手助けしたりしているんだ!
今僕は、最近はまっている漫画....確か『僕のヒー●ーアカ●ミア』の最終巻を買って、いま家に帰る途中だ....
「ふーん....ふーん」
「キャッキャッ!」バッ
プップっ―!!
っ!気分に乗って、鼻歌を歌っていたら、子供がトラックにはねようとしている、まずい!
「危ない!!」ドンッ!
僕はとっさに、飛び出し、子供を道路側に押して、僕は目をとじる...
(まずい....死ぬ...のか....)
そうして僕は意識を失う.....
~~~~
(......うん?)
目が覚めた僕に映ったのは、自然に取り囲まれた場所であった。
「......えっ?」
どこだ此処!?あの後僕はどうなったんだ!?あの子供は無事なのか!?.....と、とりあえず、湖があるし、一回飲んで落ち着こう....なんか喉が渇いているし.....
「ううぅ....ん?」
湖で喉を潤そうと、顔を覗いてみると....そこには、紫がかった黒髪の長髪の綺麗な少女の顔が映った。
「.....えぇっ!?」
ななななな、なんだこの美少女は!まさか、これが僕!?もっもしかして、これは所謂、転生!?しかも普通の転生じゃないぞ....いま流行っているTS転生!?おおおおっ落ち着け、一旦落ち着け僕っ!
「―――っ!?」ズキキッ
ううっ!?なんだ、急に頭に激しい痛みが.....っ!
恐らく、この体の持ち主であろう記憶が今、その光景を見る――
『あっはっはっは!!』
『いやぁぁぁぁ!?』
『助けてぇぇぇ!』
「.......」
僕はヒザをついて落胆した....転生は転生でも....悪役令嬢転生かよぉぉぉぉ!!
この体の持ち主...『パンドーラ・バルムンク』の死ぬ間際まで見たけどそりゃ恨まれるわ!?暗殺されるわ!?.....でもどうしよう....もし生きていたとしても、また命がが......いや、待てよ?
「.....あの人のマネをしなければいいんじゃ?」
うん....そうだよ。あの人があんなマネしたからこうなったんだ.....よし、決めた!あの人のようにしない!絶対!.....というか立派な教育でなんであんな性格なるんだ。それはそう
「と....取り敢えず、目標は決まったけど一つ問題がある.....」
そう、それは.....
「ここどこだぁぁぁぁぁぁっ!?」
森としか分かんない所から脱出です.....はい、絶賛迷子です。
大切なお知らせ
この小説は、ハーメルンにも投稿してますのでよかったらそこも見てってください。
めっちゃ文字がワキワキします