冒険者グループ結成
本日3話目
短いかな
とりあえずルミナスを奴隷から解放した後、頼み込まれて断れないので、冒険者グループ結成を僕らは決めた。
なお、グループランクと言う物もあり、この場合、一番高い人のランクになるそうな。
「ということは、Dランクからってことになるのか」
「まあ、冒険者用学校に通っていないルミナスさんのランク自体はHからになるからね」
ギルドマスターに言われ、改めて登録更新手続きをし、ルミナスを冒険者登録した後、さらにグループ結成手続きもした。
書類・・・めんどい。
ちなみに、ルミナスは冒険者の「精霊魔法使い兼弓師」となった。
弓矢も精霊魔法もどちらも使えるからね。
何気に遠距離攻撃手段が追加されたので良かったと思う。
「というわけで、本日より加わりましたルミナスです。よろしくお願いいたします」
「よろしく」
「よろしくね」
「・・・よろしく」
「ヨロシクー」
改めて挨拶をした後、問題にぶち当たった。
「ところで、グループ名どうしようか」
冒険者グループには必ずグループ名を登録しなければならない。
しかも、このグループ名は結成したらすぐに広まるのである。
恥ずかしいのとかは避けないと・・・
「魔物使い、従魔、ハーフダークエルフの構成だからマジハとか」
「それはさすがに微妙ですね」
「・・・全員の特徴を生かすべき」
となると、それぞれの特徴を考えて入れるか。
「糸、風、スライム、精霊、弓だから・・」
「ライ様は私たちに命令する立場ですから、命令もはいりますよ」
「命令、糸、風、スライム、精霊、弓・・まとめにくいな」
なかなか決めにくい。
一晩中、僕らは考え、議論し合うのであった。
冒険者グループ名、次回までに決定。
だいぶバランスがいいグループになっているかな?
後は盾役とか、最前線に出られるような人が来れば完璧かな?