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特殊指名依頼

さて、話に再びスパイスを投入しますかね

「指名依頼ですか?」

「そ、久々にだけどいいかい?」


 今日は依頼で何か良いのないかなと思って探していると、ギルドマスターに呼ばれたらしく僕らは執務室に来ていた。


・・・モッサンさん関係だったら断ろうかな。いや、あの人がどうこうとかじゃなくて・・・・ミアンがね。


 神獣種だし、下手したら結構やばいんですから地雷はやめていただきたい。



「まあ、指名以来というよりは・・・・ここだけの話だがいいかな」

「ん?」


 なんか珍しくまじめな感じな気がする。



「実はね、この指名依頼は王族からのなんだよ」

「お、王族!?」


 さすがにこれは驚いた。


 というか、安心もした。モッサンさんが出てくることはなさそうだし・・・・。



「いや、でもなんで王族がですか?ランクで言うならばAやSランク冒険者の人達もこの国にはいますよね?」

「冒険者グループでもBランクよね?」



 そんな偉い人たちが何で僕らを?


「流石にそこまではわからないと言いたいのだが・・・・少し推測ができてもいる」

「推測ですか・・・・?」

「ああ、もしかしてだけど以前に王族に近いだれかと関わりがあったのではないかな?」

「へ?」

「そんな関わりありましたっけ?」

「・・・冒険者用学校には王族はいなかったはず」

「ココニモイナイヨー」

「知り合い・・・にもいないわね」

「我らも知らぬしのぅ」

「大昔にはあったことがあるけど、昼寝の邪魔されたからふっ飛ばした・・・」

「それは我輩もありますな。結構昔でありますが・・・・」


 ・・・・何気にとんでもないことをやらかしているリーゼとミアン。


 そういえば、実力、年齢ではこのメンバーでトップでしたよね。


「それはないだろうけど・・・・指名してくる際に『アラクネとクイーンハーピー』を連れた冒険者になろうとしていた人物ってあったからね。この従魔の組み合わせはライ君しかいないよ」

「それって1年ほど前の構成ですよ」

「ロウ、リーゼ、アルテミス、ミアンはそのあとの方ですし・・・・」

「・・・冒険者学校在学か、それ以降から冒険者登録するまでにあった人物にいるということになる」


 ・・・・でも、心当たりなんて・・・・・あ。


「もしかしてあれかな?ほら、ここに来る前に襲われていた馬車を助けた」

「ああ、もしかしてあれですかね?」

「・・・あの時はだれかは不明だったけど、その時にいた人物がもしかして王族関係者?」



・・・・ここに来る前、確か襲われていた馬車を助けたということを話した。


「その時にいた騎士団長の名前は・・・・たしかラリゴとかいう人でしたね」

「ラリゴ・・・もしかして王族専属第3騎士団『バラの楽園』団長のラリゴか?」


 あ、やっぱ関係していたのか。というか・・・・その騎士団名なんやねん。もっとましなのがあっただろうに・・・・。

この人がどこで出ているか、わかるかな?

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