結果的に
短めですよ。
「・・・・というわけで、ランクアップが決定されました」
ラミア・ドラゴンのミアンを従魔にして3日後、僕らのランクアップが決まった。
ギルドの受付にて、その詳細を聞くことになったので全員でギルドに来ている。
なお、ルミナスも同時ランクアップだそうで。
「ライさんのランクがBランク、ルミナスさんのランクがCへとアップです」
「やったぁ!!」
「ランクアップよ」
それぞれランクが上がったのでかなりうれしい。
「よかったですよねライ様!」
「・・・よかったよかった」
「ウミュ!」
「主殿のランクアップじゃ。めでたいのじゃ」
「兄様のランク上昇はうれしいことです」
「ライ殿のランクが上がったのでありますな」
ハクロたちからも称賛の声が上がる。
「おい、あの『快進撃』のメンバーがランクアップしたようだぞ」
「アルテミスの姐さんがいるあれか」
「Bランクって・・・実力的にはもっと上に行きそうなものだがなぁ」
「ミアンさんが常識外レベルだからな・・・」
他にギルドにいた冒険者たちからもさまざまな声が上がる。
あ、ちなみにミアンが従魔になったのは他の冒険者たちも驚いていたけど、「まあ、この魔物使いの野郎だし」の一言で解決されたのはなんでだろう・・・・。
なんか釈然としないような・・・・。
ちなみに、ミアンが従魔になったのでその能力とかを聞くといろいろあった。
幻術系統の魔法はもちろん、他の属性の魔法を多種多様使える器用な感じらしく、魔法以外にも剣術も長けているそうな。
「あとは、この体を生かした締め付け攻撃などでありますかね」
「・・・シャレにならない威力な気がする」
試しに鉄骨を用意してみたところ、ものの見事に・・・・・これ人相手だったら確実に全身骨折ものだよね。
神獣種の怖さをある意味知ったのであった。
・・・ちなみに、後日談としてミアンのファンクラブが新たに設立されたそうな。
他にも、空を飛ぶなどの能力もあるみたい。
ただ、普段は体を地面から少しだけ浮かせているだけらしいが。