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7 ポニーテールとシュシュよりもポニーテールとおくれ毛の方が萌えるんだ

タイトルにあるように


私が思うにポニーテールとおくれ毛はすっごく良。


私が男なら絶対におくれ毛ラブだ。


それに気がついたのが学校での出来事。


最近、THE梅雨!


というかんじだから、髪の毛がくるくるになる女子が多い。そんな私も天然パーマ大爆発だから、落ち武者のような出で立ちで汗だくになりながら登校。


今日は電車が遅れて(わりと毎日遅れているが…)


ちょっとダッシュ。


良かった!!間にあった。


そう思ったら、疾走ガールと鉢合わせ。


その疾走ガールは、まじめそうで、ちょっと勝気なお顔立ち。


髪は綺麗にビシッとポニーテールにしている。


でも、湿気に負けた柔らかそうなおくれ毛がポワポワポワワ~ンとおでこのあたりで控えめに自己主張。


私はその瞬間に気がついたよ。


これぞスキ!!(隙)






俺が彼女に初めて出会ったのは、カラッと晴れたある5月の日。


彼女の第一印象は、とっつきにくそうで、髪もビシッと結いあげちゃって、俺なんか馬鹿にされそう…


そう思った。


彼女は、いつも一番前の席で授業を聞いている。


真剣にノートも取る。


授業の終わりにチラッとノートを覗いてみたら、赤や黄色でわかりやすく書かれている。


同じ授業を聞いているはずなのに、なんでここまで俺のノートと違うんだ?


やっぱまじめちゃんってすげぇ。隙なんかねぇの。


そんなことを思っていると、いつもつるんでいるマキが話しかけてきた。


「ねぇ、授業つまんない。抜け出してカラオケでも行かない?」


マキは、ゆるくカーブした肩までの栗色の髪を、布製の太いゴムのようなものでまとめている。


彼女と同じポニーテールのはずなのに、どこか、きちっとした感じに欠ける。


なんでだろう。


そう思いながら俺とマキは授業を抜け、五月晴れの世界へと向かった。




それから一カ月。このへん一帯は梅雨入りした。ジメっと体に密着する空気の中、俺は教室の前で立ち止まる。


どうしたものか。この、胸の高鳴りは…



俺の目の前には息を切らして駆け寄ってくるポニーテールの良く似合う女の子。


そう彼女だ。


でも、良く見ると様子が違う。


いつもはピシッと、まるでつるりとしたボールのように綺麗にまとめられている髪が、湿気に負けたのかおくれ毛がくるくると飛び出し、規律を乱していた。


え。何。この感じ。


この子、こんなに可愛かったっけ?



男はギャップに弱いというが、俺はその典型らしい。


流行りのアイドルがポニーテールとシュシュという歌を歌っている。俺もわりかし好きだったが、今日から断然、ポニーテールとおくれ毛だろ。






というかんじで今日はおしまい。


みなさん、梅雨を味方につけましょう。

湿気に負けるな!!


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