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5 君のためにできること

突然ですが皆さん、肩から毛は生えてくる。○か×か。



答えは○です。

生えてきました。


すごく、頼りないほどひょろひょろした毛が生えていたので、思わず応援したくなり、抜くのをやめて首がちょっと疲れるけれど、観察することにした。


色は白。だから、名前は真白ちゃん。

今日の真白ちゃんも、健気に私の肩の上で過ごす。まるで、妖精のようにちょこんと私の右肩にいる真白がほんに愛おしい。私と真白の蜜月。ジューンブライド。6月の花嫁は幸せになれるんだぞ!!良かったな、真白。


私と真白が出会ってから二日。悲劇は突然に。だ。

今日は蒸し暑かった。いつもは、日焼けを防ぐために長袖着用の私だが、今日は暑さに負けて半袖を着た。それがいけなかった。


リュックの紐の部分が真白の華奢な体を弄ぶ。

ちょっと寝坊して急いでいたから、私の背中でリュックは大暴れ。

真白は私に別れの言葉も言えぬまま、この世を去ったのである。抜けた。

享年、2センチ程の歳月。

なぜだ!!ジューンブライドは幸せになれるんじゃなかったのか!!

怒りに身を任せ、荒れ狂う私。


俺は!!俺は一番愛している真白をこの手で…この手で殺しちまった!!


激しく落ち込む私。

もう、この世に未練はない。

真白のいない世界なんて、それだけで罪なんだ。おぉ、神よ。


失意のどん底の私だったが、真白は思わぬ忘れ形見を残していった。

それは、2人の愛の結晶。

子供ができていたのだ。

真白のいなくなったその場所には、生まれそうな一筋の毛の赤ちゃん。(妹が言うには予定日は明日。私の妹は、毛のエキスパートだ。いつも、ちょいちょいちょいと皮膚を引っ掻いて産婆のように毛を生れさせている。)

あぁ。真白。俺はこの子を一生守り続ける。

君をこの手で守るどころか、殺してしまった罪は消えない。

だが、この子だけは僕が守り続ける!!

もう一度、信じてくれ!!


すると、私の脳裏に天国にいるはずの真白から電波が受信された。

「この子はあなたと私の子。名前は‘ましろん’にしましょう。(真白+紫苑)」

あぁ、ましろん。俺の肩でたくましく生きろ。



…書くことが思い浮かばなくて、こんなくだらない話を書いてしまった。

最近、ほぼ家と学校の行き帰りだけで、特に目立ったことがないんだもの。


あ、明日はほぼ半年ぶりに美容院に行くつもり。

妹に紹介してもらったところだけど、初めて行く美容院。

一番最初に、どんな髪型がいいですか?例えば芸能人とかで。それか良く読む雑誌はなんですか。なんて質問をされるらしい。


困った。


雑誌なんておされなもの、もう何年も読んでないし、好きな芸能人(女)はジェシカアルバだけど、前にジェシカアルバのような髪型にしてください。って言ったら

「ハハっ!(←鼻で笑う感じ)人種が違いますよ!顔も!!」

と言われてトラウマだし。


とりあえず、前が見えるようにしてもらおう。今の前髪の長さは人間の長さではない。


あ、それと、毛が長持ちするにはどうしたら良いかも聞けたら聞いてこよう。

我が愛しのましろんのために。


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