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15 中途半端な海賊ラブストーリー(本当は住む世界の相違が生み出す恋愛の素晴らしさを伝えたかった)

久しぶりにパイレーツオブカリビアンのDVDをみた。

そこで確信したのだが、やっぱりウィル(オーランドブルーム)の子供時代役の少年がイケメンすぎる。

なのに彼の見せ場と言ったら、一瞬だ。

爆発した船から流されてきたところをエリザベス(キーラナイトレイ)に発見され保護される場面にしか出てこない。

発する言葉は

「ふがぁぁ」(急にエリザベスに触られてビックリする時の声にならぬ声)

「ウ、ウィルターナー」(エリザベスに名前を聞かれ、答える声)

のみである。

悲しすぎるぜ…


もしや、パイレーツオブカリビアン2以降にウィルの過去の話をやるのでは!!その時に再び登場するのでは!

と思い、続きを楽しみにしていたのだが、待てども待てども一向に現れず、3部作は終わってしまった。

本当に彼の見せ場は最初の場面だけであった。トホホ…

そういえば、あの映画はジョニーデップが出ている映画にしては子役が少なかったな…




それはそうと、海賊との恋物語、私はものすごく憧れる。どのくらい憧れているかというと、有料の恋愛シュミレーションゲーム(海賊たちと恋に落ちる設定)に登録してしまった過去を持つくらい憧れている。


パイレーツオブカリビアンでは、海賊の血を引いた鍛冶職人の男ウィルと、お嬢様のエリザベスとの恋を描いたものであった。

独自の調査結果、「住む世界の相違」のある恋にあこがれている女性は多い。


そこで今回私が提案(妄想)するのはもうひとつのパイレーツオブカリビアンだ。



私はショーン。

海賊たちが集まるトルトゥーガの酒場で働いているの。

生き別れになった双子の兄、ジョーンが海賊になったという噂を聞いたから、どうしても会いたくって…

ここで働いていればいつかは兄さんに会えると思っているの…


酒場での生活は思っていた程悪くはなかった。

最初は荒くれ者の海賊を相手にお酒の相手をするのは、怖くておっかなびっくりだったけど

店のママは私のことを受け入れてくれて、優しく、時に厳しくいろいろ教えてくれた。

姉さんたちも、こんなどこの馬の骨かもわからない私を仲間に入れてくれた。


それと…もうひとつ。

ここでの生活に色をそえているのはキャプテンジャックスワンの存在。

彼は長年このカリブ海を治めていたキャプテンバルトックを倒し、カリブ海の海賊長になったばかりの勢いのある海賊。

その割には、気さくで、女の人への接し方もとても上手だから、姉さんたちもみんな彼が来ると色めき立つの。

でも、すごく女好きだから本気になったらダメよってママはよくみんなに注意をしているわ。


前に一度だけ、彼と一緒にお酒を飲んだことがあるの。

その時は姉さんたち、みんな他の海賊を接客していて、たまたま私しかお相手をできる人がいなかった。

本当だったら、海賊長の接客だから店のトップクラスの姉さんが彼のお相手をするべきなのに、彼は、私で良いと言ってくれた。

でも私はすごく緊張していて、どんなことを話せば良いのか、わからなくて…


近くで見る彼は、逞しくて、大きくて、海の男だった。

でも目だけは少年のように澄み切っていた。


ただただ、顔を赤らめて下を向くことしかできなかった私を見て、彼は少し面食らったような顔をしていた。

彼は、ラム酒を飲みながら、緊張して動かない私に向かって船を賭けて戦った話や、目の前に広がった金貨の山の話など、いろんな話をしてくれた。

私はいつの間にか彼の話にのめりこんで、思わず前のめりになって、ドレスの裾をギュッと握りしめて聞いていたの。

本当に面白くってあっという間に朝が来ていた。ドレスの裾はこれでもかってくらいクシャクシャになっていたわ。


彼は帰り際に「また」と一言だけ言って海賊たちを引き連れて店を出て行った。


それ以来、私は彼とは話していない。

彼はお店に来ても姉さんたちを侍らせていつものように楽しそうにラム酒を飲んでいる。

私は「また」という彼の一言だけを信じ、今日も接客に励む。


~~~~


と、まあこんな感じでストーリーは始まる。

ようするに、主人公ショーンは海賊という、自分では知ることのできない世界を持つ男に憧れ、恋をする。

そして、この出会いの後、ショーンは酒場にはびこる邪悪な海賊、キャプテンアルゴンに目をつけられて、乱暴を働かれそうになる。

そこをキャプテンジャックスワンの手により救われる。

そして

キャプテンジャックスワンVSキャプテンアルゴン

の構図ができあがる。

海賊の戦争の始まりである。


~~~~



自分をきっかけにジャックが戦う羽目になってしまったことを知ったショーンはこの戦いから身を引くように懇願するため、ジャックの元を訪れる。

彼は仲間とともに戦闘に向かう準備をしていた。


ジャックはショーンを自室(船の内部の船長室)に招き入れる。

ショーンが説得するもジャックは戦う意思を曲げようとはしない。


海賊にとって、戦いとは命そのもの。

戦いなくして海賊として生きることはできない。


それが最初にジャックが言った答えだった。

しかし、「行かないでください」と今にもその瞳から大粒の涙がこぼれおちそうなショーンの姿を見つめているうちに、ジャックは観念したようにショーンを抱きしめる


「海賊だからと言って自分の気持ちをごまかすのはずるいな。俺の話をあんなに純粋に聞いて感動してくれた人はおまえが初めてだ。海賊として戦いを選ぶんじゃない。一人の男としておまえを守りたいんだ。」


ジャックは彼女の身体から腕をほどくと、外套を翻し、戦闘の準備を整えるべく船上に出て行った。


~~~~


長くなってしまった。

本当は、この後の展開が一番書きたかったのだが、もう余力がなくなってしまった。(おい)

だから簡単に言うと、

戦いに行くジャックの傍らには女海賊のシータがいる。

戦闘時は、自らの命を投げ出してでもジャックのことを守ることができる。

だが、ジャックの気持ちが決して自分に向かないことは知っている。

自分には、鼓舞するような笑みを向けることがあったとしても、ショーンにむけるような、優しい笑みを向けてはもらえないことはわかっている。シータは、報われぬ恋心を抱いたまま戦いに出向く。

しかし、戦いの最後、ショーンには決してできない、自分だけの愛しかたを見つける。


それは、いつまでも彼と共に戦い続けること。

いつか、ジャックが七つの海を征す時、その傍らで彼の雄姿を見届けること。



カリブ海で巻き起こる海賊ラブストーリー(キラキラ)

FIN(ここから先は考えてないから、強制終了)


この、ジャックとショーンとシータの関係を妄想して楽しみ、そうだ。サクラ(このエッセイのこと)に書いてみよう!

と思いたち、今書き起こしてみたのだが、

実にくだらねぇ!!

己の妄想のレベルの低さにへどが出そうだ。

これじゃあ、「住む世界の相違」がある恋が良い!ということが訴えられてはないではないか!!

ええい!

こうなったら、「住む世界の相違」がある恋は良いものだということを教えてくれる恋愛小説中の恋愛小説、「嵐が丘」をぜひ読んでいただきたい。

これは、本当にすごい話だから…


そして、俺はもっと妄想に費やす時間を増やさねばならぬな。

修行あるのみじゃ!!

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