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12 あなたに斬られるのなら本望です

拙者は流浪人、また流れるでござるよ。


ぐおおおおお!!


剣心!!


私の心を捉えて離さないあなた。



なんでいきなり剣心の話が出てきたかというと、昨日から寝る間も惜しんで『るろうに剣心 和月伸宏 集英社』を読んでいるのだ。


幼いころから、剣心が大好きで、今回で何回目の読破になるのだろう。


剣心を知らない人のためにあらすじを…


緋村剣心は幕末の動乱、人斬り抜刀斎として活躍。

人々から畏怖される。

剣心は新時代の平和を願い、ただひたすらに人を斬っていた。


そして時代は新時代、明治。

人斬り抜刀斎は流浪人緋村剣心として不殺を誓い、逆刃刀を持ち人々を守る。

かつての罪を償うために…


というような話であるが、これまた剣心が素敵過ぎる。

普通少年誌の主人公は、無敵で怖いもの知らずなイメージを持つ。

だが剣心は、かつて犯した人斬りという重い罪の意識を心に秘め、その罪に負けそうになる弱い心と戦いながら、弱い人々を守り続けていく。


過去に悲しみを秘めた人間の優しさに私は弱い。

笑顔の中にほんの少し悲しみを含んだ表情の剣心に悶絶だ。


また、るろ剣の良さは脇役の良さもある。

本当に、悪役だろうと、チョイ役だろうと、味のあるキャラ達が剣心の周りを取り囲む。

現に、私が2番目に好きな剣心のキャラは、適役の手下の中の一人だ。



剣心を好きになったのは、確か小学校低学年の時。

丁度、アニメで放送されていたのを見たのがきっかけだったと思う。

それ以来、お小遣いをためて、漫画を買っていたから私史上一番最初に買った漫画が剣心だ。


学校に行けば掃除の時間、飛天御剣流の真似ごとをしていたし、口癖は「おろ~」と「ござる」だった。(両方とも剣心の口癖)



そして、あの当時から妄想癖を患っていたから、もっぱら妄想するのは剣心ともし付き合ったら…

ということだった。


もし、剣心と付き合ったら、初デートは私の卒園した幼稚園へ行って、園長さんにあいさつしよう。

そう思っていた。


なぜ?


それは私にもわからない。

当時の私に聞いたら、もしかしたら理由があったのかもしれないが、今となっては覚えていない。


緋色の着物を身に付けた剣心と、浴衣を身にまとった私。

園庭を歩く。

「ここが紫苑殿が育った幼稚園でござるか…なかなか良いところでござるな。」

「ええ。そうよ。剣心。あそこが園長室よ。」

「そうでござるか…緊張するでござるなぁ」

「何言ってるの。剣心はあの幕末の動乱だって生き抜いたじゃない。大丈夫よ。自信もって!!園長先生だってあなたのこと、ちゃんと認めてくださるはずよ。」

フッ(下向き加減で微笑む(全く、紫苑殿にはかなわないでござるな。紫苑殿がそう言うと本当に自信がわいてくるでござるよという心境))

「そうでござるな…行こうか」

(手を差し出す剣心。そしてその手を握る私)


確か、こんなことを考えていた気がする。

えぇ。アホです。アホですとも!!

小学生ですでにこんなこと考えていたなんて恥ずかしすぎるぜ!!



その後、剣心熱は更に加熱し、漫画の進行状況に合わせて私のモチベーションも上下するようになった。

物語一番の悲劇が描かれた巻を読んだ日にゃ、落ち込みすぎて一週間家に引きこもり(夏休み中)1000ピースの剣心ジグソーパズルを2つも完成させたぐらいだ。一人で、泣きながら…


両親、妹は最初私の私生活に何か問題でもあると思ったようだが、剣心…剣心…と泣き叫ぶ私を見て完全に放置プレー。



今思えば、私の好みは剣心から派生したように思える。

三つ子の魂百までも…

小さい頃から好きなものは、やっぱり人格を形成する上で大きな影響を与えるものなのですね。


つい先日、剣心実写化という噂を聞いたが、私は実写化自体は反対ではないが、キャストはファンに選ばせてもらえないかなぁと思う次第である。もちろん、剣心役は堂本光一さんだ。

そうしたら、私は薫役に立候補するため、女優への道を歩き進もうと思う。

とりあえず、全身整形は免れないが…

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