つまらない大人になってしまった夢
整理していたら、テーマパークについての切り抜きを見つけた。家庭の事情でそういった施設にはほぼ行ったことがない。大人になって自由になったら行くんだと思いを馳せていたのだ。今スクラップを見てあの頃のトキメキが懐かしまれた。
そのテーマパークには、ふかふかの白い犬のキャラがいて、絶叫系も豊富なようだ。切り抜きには長いチュロスやフライドチキンといった定番スナックの紹介があった。
でも、もうどうでも良い。
キッザニアのように対象年齢から外れたわけでも、マスコットキャラがもともと好きだったわけでも、愛が冷めたわけでもない。
じゃあ何故かって、興味関心が鈍くなったからだと思う。行っても楽しめずに、虚ろにベンチで足元の蜘蛛の巣とか、昨今の物価高でテプラまみれになった価格表類を見て、薄給で手が足りずこき使われるサービス業製造業の呻きの幻聴に耳を塞ぐだけ。
楽しそうと思えてた自分が信じられない。もしあの頃の自分を保護者として引率してあげられるとしても、気力がない。
そんなこと言えばちび万里は大泣きして「こんな大人自分だなんて認めない!」って暴れて消しにかかってくるだろう。
自分ですら自分を楽しませてあげられない。監獄に居るのと等しい、いや、可能なのにやらない分、囚人より希望が失せてる。私が何したって言うんだ。
寝言で何度も叫んだらしく、心配した親に起こされた。
夢なので詳細不明だが、起きて思い出すと普通に行ってみたいパーク。実在しないのが悔やまれる。夢の語ラ瀬は悲観度マシマシで困っちゃうぜ。




