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よく分かんない作品集

或る体験談

作者: 七宝

 今日は幽霊を6年もやっているというGさんに生前のお話を伺った。


 これはGさんが実際に体験した話である。


 その日Gさんはご飯を食べるため、ある場所へと向かっていた。いつも行くところがあるのだ。もはや常連と言ってもいいだろう。


 そんなGさんだったが、歩いている途中でふと違和感を覚えた。急に暗くなったのだ。上を見てみると、巨人が立っていた。


 巨人は武器を振り回し、Gさんを追いかけた。避けながら逃げ回っていたGさんは、数メートル先に小屋を見つけた。


 必死の思いで小屋に逃げ込んだGさんは、しばらくそこで休んだそうだ。

 その後再び歩き出そうとしたGさんだったが、なんと、足が動かない。ネバネバしたものが足に絡みついてくる。どれだけ頑張っても離れない。

 そうこうしているうちに腹が減り、体力は尽き、Gさんはそのままそこで生涯を終えたのだという。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 全部 [気になる点] なし [一言] Gは恐らく僕に追いかけられたのでしょうね(*^^*)
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