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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

従姉に命を狙われた『呪われ令嬢』ですが、能力開花したので傷つけられた分をお返ししようと思います。あら、自滅なさいました?

わたしは待っている。呪いがかかったわたしを解き放ってくれる王子様を。
そうしたら友達を失い、婚約者を失い、そして家族をも失おうとしている。
嗚呼きっと王子様は来れないのでしょう。わたしの周りはいつも嵐だから。近づきたくても近づけないのかもしれない。
視界も悪くてわたしを見つけられないのでしょう。

ならわたしから会いに行かなくては。
王子様と出逢えるかはわからないけれど。
王子様と出逢えればきっとこの呪いが解けるはずだから。


※誤字脱字報告ありがとうございます。助かります。
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