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雷雨のちの話

終章


 かつて『しあわせ』と呼ばれるサジンが現れるという砂の国があった。

今でこそ、乾燥しきっていた空気は潤い、荒れ果てていた大地は草木が青々と生い茂る国。

そして、死を招く砂塵『死遭わせ』と幸をもたらす砂神『幸せ』の存在。

そこに住まう人々は『しあわせ』を知ってしまった。

だからこそ、『しあわせ』を求めて探し続けていた。

もうそこにはいないのだとは知らずに…


 そもそも、人それぞれ異なり一概には説明できない。

ある者は、それを「幸せ」と云い、「死遭わせ」と云う。

また、ある者は、それを「一瞬」と云い、「永遠」と云う。

『しあわせ』とは、それなのに…

             *

             *

 …果たしてこれは、今一度、砂が()せた幻だったのだろうか。―(レイ)(ゼロ)IXI



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