夫について
働くママになる事になったきっかけはなんとも悲しい事件からの始まりでした。
夫が必要な生活費をいれない。
なんとも悲しい理由です。
それでも、
家族の為に働いてくれていた夫です。
人間は誰しも完璧ではありません。
完璧ではないから間違いもある。
そう何度も何度も自分に言い聞かせてきました。
そう思っていたけれども、
思い込むことに疲れる自分がいました。
私たちには子供がいるのに、
自分の欲の為に家族を危険にさら行為をするこの夫を許していいのだろうか。
このギャンブルで家族が生活する為に必要なお金を使い込む行為は、
この時で数回にも及んでいました。
初めてなら許します。
2回目でも許します。
さて、
3回目、4回目、
何度も許す私はただの阿呆です。
経済的なDVを受けるときはいつもそうです。
「俺が悪かった。もうこんなことは二度としない。だから許してください。」
誤りの言葉を並びにならべ、
「家族がいないと子供はまっすぐに育てる事が出来ないよ。」
そう私にいうのです。
この世で一番大切な子供をたてにして。
彼は私に、
直接的ではなく間接的に、
「俺をみはなせば、君の子供が悲しい生活をすることになる。」
それでも実際に私もそう思っていました。
子供は夫婦そろって育てる事が望ましい。
一人でできない事も二人なら沢山の愛情を子供たちに注く事ができる。
いつの時代にも心が悪の人間はいますが、
まさか自分の夫がそれとは思いませんでした。
「死に別れるその時まで、この夫と生きていかなければいけない。」
そう誓って今の婚姻生活があるのだけれども、
やりきれないのは、
もう今が限界なんだと。