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働くママ日記  作者: あじさい
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2度目の決意の朝

「おはよう。」

毎日の生活はこの言葉で始まり、

そして私に現実を見せます。


時の流れは誰にも平等にくるのですが、

それが今の私を苦しい気持ちにさせます。



昨日の面接が終わり、

さて次にすることはもっと仕事を探す事です。


面接を受けたからといって、

仕事につけるとは限らないからです。


もっと主婦の私でもできる仕事を探さないと、


そうは思いつつも隣で子供が私を必要としてグズグズ|д゜)

しています。


「そうね、幼稚園いく準備してでかけましょうね。」


子供たちに食事をとらせ、

お出かけの準備をして、

朝のしなければならない事を、

私は淡々とこなします。


そう、

やるべき事をしてから、

今後の事を考える。


今は何も考えずにやるべきことをするの。


長男が幼稚園にいってから、

娘と自宅に戻ると、

さっそく今後の身の振り方を再度検討です。

大切なことは仕事を決める事なのですが、

仕事が決まっても子供を保育所に預ける事ができないと、

働く事ができません。


私の通う予定の保育所のシステムはこんな感じです。

仕事が決まった人から入所が決まって、

決まった人から保育所に通う為のならし保育がはじまる。


ならし保育とは、

小さい子供がいきなり保育所で8時間程度を過ごすことは難しく、

始めは1時間、2時間、半日という風に、

保育所に徐々に慣れていき、

だいだい2カ月程度で通える環境にする事。


ということは、

順調に就職先が決まっても、

いきなりフルタイムの仕事は難しい。

子供を預ける先がない場合は、

ならし保育にそって勤務しないといけない。


|д゜)

ガーン


そう

がーん

しかありませんよ。


それでも仕方がありません。


幼稚園も卒業できていない子供を保育園に通わすわけですから、

そんなあっさりと通えるようになるわけがありません。


この日本の当たり前のシステムに

私はきちんと向き合っていけるのかと不安になりながらも、

とにかく仕事がきまらない事には、

前に進めない。

机に向かいながら、

今後の事を考えて、

ふと隣を見ればおもちゃで遊ぶ娘をみて、

やるしかないと

決意するのでした。

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