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働くママ日記  作者: あじさい
15/42

妻が働くと夫の機嫌が悪くなる

思っているだけで実際に行動に移すといろんな事がおこる。

考えていたよりも子育てしながら働くということはつらいものがある。


今まで子育てと家事をする生活は一変して仕事に重点をおいた生活に代わる。

限られた時間の中で家事をこなし、育児をこなし、仕事もこなす。

そんないろんな事をしなければいけない生活はいろんな手間もはぶきだした。


それでも何もかもしているようでは自分の身体が持たない事に気が付く。

そんないろんな事をはぶきだした生活は朝の支度から変わりだした。


一番は朝食だ。

今までは味噌汁とごはんの和食ベースになっていた朝食も手軽なパン食に変更。

子供2人の食事の相手をするので、

主人には自分でパンを焼いてもらう。

食事が終われば保育園にいく用の服にお着替えをして、

洗濯に朝食の後かたずけ。


そうこうしている間に主人が会社に行く時間になれば、

週2回のごみとともに出勤してもらう。

もちろん主人のお弁当は前の日から作りおきしているお弁当も持たせて|д゜)


続いて私も時間になれば子供を保育園に送り、

私も会社に出勤。


仕事が終われば子供をお迎えにいって、

夕飯の買い物をして帰宅。

慌てて子供の鞄と衣類の汚れ物の洗濯をして、

明日の準備を軽くすます。

それが終われば夕飯の準備に取り掛かる。

夕方の準備がたんたんと進めばいいが、

大体はかえってきて子供のわがまま攻撃が始まるので、

なかなか家事は進まない。


主人は帰えりが遅いので子供たちと食事をすませて、

子供たちがくつろいでる間にさっき回した洗濯物を部屋干しする。

大体の家の家事が落ち着くころはもう夕方の7時半になる。


次はお風呂に3人では入り、

子供を綺麗にして、

髪をドライヤーで乾かし、

パジャマを着せて寝かせる準備にはいる。


もちろん布団では子供たちがママの本読みを待っているから、

子供がお気に入りの本を読んで寝かしつける。


子供が寝た事を確認して、

私は明日の朝食とお弁当の準備にとりかかる。

食材があえば明日の夕食の準備もする。

10時を回る頃に夫の帰宅。

夕飯の準備をして後はお風呂に入ってもらう。


主人がくつろぐ間に私は明日の子供の準備の確認と、

家事の最終確認をして眠りにつく。


ざっと書いても寝るのは11時を回っている。

朝は5時半起きなので、

睡眠時間6時間を確保するのはなかなか難しい。( ;∀;)


子供が寝ている間にできる限りの家事をして、

自分の負担を減らしたい。

そうは思っていても働きだして間もない私には家事や育児のうまいこなし方がわからず、

試行錯誤の毎日でした。


一人でいろんな事をこなすのはつらくて夫に家事の分担を頼みたいところだけれども、

仕事が激務の夫はなかなか手伝ってもらえない。


何とかゴミ出しと朝のパンを焼く仕事をお願いしたけれども、

やりたくないオーラを出しながら家事を手伝う夫。


ゴミ出しは男の仕事ではないし、

朝ごはんが毎日のようにパンで手抜きだよなっていってる。|д゜)


こんな時はお母さんをすこし|д゜)うらんじゃう・・・

家事をまったくしないで育ってきた私の夫は食卓にすわれば、

何から何までお母さんが用意してくれた。

一度も立ち上がる事無く食事や新聞が運ばれてくる家庭。

それはそれでとっても羨ましいし、

憧れの家庭だけれども、

私の家庭では共働きなので、

同じ家庭を求めるのはやめてほしい。


かと言ってこれは妻の言い分で、

そんな環境で育ってしまっている私の夫にはあんまり通用しない。


|д゜)

はは

もう笑うしかなくて、

これから話し合って協力してもらうしかないかな・・・

って思っているときに限って事件が起きた。


夫が会社から帰ってきて服も着替えないで私に怒ったのだ。

「弁当が手抜きで食べる気がしない。」


ギクリ"(-""-)”

ごめんなさいです。

夫に怒られる心あたりがある弁当を最近作っていた。

まさに前の晩の夕食を詰めただけ弁当を作っていた。


私が働きに行く前はずっと晩御飯の残りは私がお昼に食べて、

お弁当のおかずは毎朝、きちんと作っていた。

しかも冷凍食品が嫌いな夫の為に手抜きはしなかった。


それがいきなり、

手抜きに代わり、

弁当があまりにひどすぎるとキレたのだ。


それでも次回からはお弁当を手抜きにしないようにしますって言いたかったけど・・・

今の私にはできない事情があった。


とにかく新しく始めた仕事に疲れて、

旦那様のお弁当にかける時間が叩き出せないのである。

冷凍食品が嫌いな夫、そんな夫が気に入るようなお弁当を今は作れる余裕がない。


もう少し私に生活の余裕ができるまで、

お弁当に残り物を入れる事をゆるしてほしい気持ちでいっぱいだった。

どれだけ頑張っても前の晩のおかずを温めなおして、

朝に詰めるのが精一杯である。

そこに何かをつけるとしても卵焼きを焼くくらいです。

うーん|д゜)

ちくわにキューリ入れたのを詰めるとか・・・・


とはいえ夫に了解を取らない事にはこの怒りを収める事ができない。

私はやんわり夫に言いました。


「もう少し私の生活のリズムがつかめる迄、手抜き弁当で許してもらえませんか。今は毎日がくたくたで作れそうにありません。」


そういうと夫は今まで我慢していたことを吐き出すかのように話し始めました。


「弁当も食事も手抜きになっている。朝はパンは焼かされるはゴミ出しもさせられる。これは全部、女の仕事じゃないか。なんで俺がしないといけないんだ。」



何かが私の中で壊れました。



ゆっくりと夫に口答えします。


「では生活に何も協力しないのですか。働く前と同じ家事や育児をするように言っているのですか。」

思ったことをただ穏やかに私は話しました。

すると旦那は

「もういい」

と言ってふくれて自分の部屋に行ってしまいました。


口答えしちゃった・・・

仕方ないな・・・・

とは思ったけれど、

なんでもハイハイと働く前の用に聞いていたら、

身体が持たないんだもん・・・


とはいえ・・・

あのお弁当はひどいな・・・

残り物しか入ってないもんね・・・


この日を境に私は朝の起きる時間を四時半に変更することにしました。

夫の機嫌がよくなるなら毎日おいしいお弁当をつくろう。


こんな浅はかな考えがのちのちもっと酷い生活になるとは、

まだ気が付けない私。


次の日の朝は昨日おこって寝てしまった夫においしいお弁当と一緒に、

ごめんなさいを言いました。


「なるべくお弁当は頑張るので、今回はゆるしてね( ;∀;)」

そうすると夫は許してくれて何とか仲直りができました。


とはいえ、

毎日の生活はハードだな。


仕事をする前の生活を維持しながら仕事をする・・・

|д゜)

できるのか・・・


夫の協力がまったくない・・・

私の旦那様はスパルタです。


このころからです。

家事が手抜きになると夫の機嫌が悪くなる。

基本的に家事や育児はしたくない夫で、

家事を強要されると腹が立つ。

その腹が立つ怒りの消化先をいろんなことに向け始める事になろうとは・・・

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