社会復帰する主婦
できるかと不安になりつつも無事にならし保育が終わりました。
そう無事に子供2人はならし保育を終えました。
始めはどうなるかと思った保育園生活も先生がおっしゃる通り、
2カ月で物事はうまくいきました。
泣きながら保育園に通う子供たちも日に日に生活になれていくのです。
それと同時に私の母乳も2カ月でとまりました。
いいえ、
悲しいけれど無理に止めました。
胸の痛みもはじめだけです。
時間がたてば胸が痛かったことすらも忘れてしまう。
なにもかもが新しい生活に向けて軌道に乗り出す。
そして後戻りはできない。
前に進む事で今の人生を生きる。
今日は私の初出勤日です。
いろいろあったけれどもこの日を迎える為に準備してきました。
ここから新しい生活が始まるのです。
私の子供との人生が。
小さい会社の事務員が私の仕事です。
入社してから初日に会社の仲間の紹介をしてもらいました。
事務所の職員は5人です。
社長、奥様、営業補佐(田辺康、タナベヤスシ)、事務(新田洋子、ニッタヨウコ)、私、(川本智子、カワモトトモコ)の5人です。
食品を製造してその食品を量販店に販売するのがこの会社でした。
販路は社長が開いていますので、
それをお手伝いするのが私の仕事です。
と、
自己紹介が終わった後に私は悲しい真実を知る事になりました・・・
|д゜)
社員の紹介と同時に説明された悲しい真実、
この会社にベテラン社員はいない事。
立ち上げたばかりの会社で、
もともとは製造しかしてこなかったので、
営業補佐の 田辺康以外はパソコンが使えない、
いやもっと具体的にいうと、
ただ会社をたちあげただけなので、
会社の仕組み自体がまだ何もできていない。
素人が集まって会社を作ったはいいが、
電話の受け答えに始まり、
事務的なことは全くわからなない、
しかも、
客商売なのに、
接客すらもわからない社員の集まり。
その仲間に私が選ばれている。
|д゜)
何かの罰ゲーム。
としか言いようのない会社|д゜)
それでも!!!
へこたれてる場合ではありません。
会社に勤めていれば賃金がもらえるのです。
そう一つ救いがあるではありませんか。
事務をしたことがある人間がいる。
田辺さんがいるではありませんか。
と言いながらも仕事は始まっていきます。
仕事をこなしつつ、
育児をしつつ、毎日の時間は回っていくのです。




