ep.083 逃げれない蜘蛛の糸
ハルナは、右手の中指と親指で、瑠奈の左胸の膨らみの先に在る敏感なさくらんぼを摘み、悪戯に少しつねる。
「ぁっ、ダメだょ・・・、ハルナぁ・・・」
「ゆーてみ、何で気付けへんかったか・・・?」
ハルナはニヤリと笑うと、残っている左手も同じように瑠奈の右胸の先を同じ様につねる。
「ぁっ、だ・から・・・、ダメだって・・・。ぁっ」
瑠奈は身体をくねらせ、ハルナの悪戯から逃げ様とするが、逃げれない。
まるで蜘蛛の糸に絡まっていく蝶のみたいだった。
ハルナは妖艶に笑うと、瑠奈の右胸の熟れかけているさくらんぼを摘んでいる 左手の指を、人差し指と親指に替えると、残った指と手の平を使い、淫靡に揉む。
「ぁん・・・、ぁっ・・・」
瑠奈の身体がより一層ほてっていくのが、ハルナは理解った。
ハルナの右手は、瑠奈の左胸を自由にするが、ツーっと脇を滑り、
「瑠奈、アンタはココが弱いもんなぁ」
「ハァ・・・、くっ・・・。ぁん・・・、はぁ・ルナ・・・、だからっ・・・、ダぁメだよぉ・・・」
ハルナの右手は、更に瑠奈の下腹部をまさぐる。
「ココも瑠奈は弱いんやよね?」
瑠奈は頬を赤らめ、恥ずかしがり、
「ハ・・ルナぁ・・・、」
「何や?」
「バ・カ・・・っ・・・」
ハルナは口角を吊り上げ、更に怪しく微笑み、
「そんなん言うて、エエんかなぁ?」
ハルナの右手は、じんわりと、そして、確実に獲物を追い詰める。
瑠奈は、襲い掛かってくる快楽を必死になって耐えた。
ハルナが、瑠奈の一番柔らかい場所に触れた時、瑠奈は身悶え、
「ダっ・・メぇ・・・」
ハルナはニヤリとして、
「気持ちエエんやろ?ほら、特にココは?」
ハルナの指が、瑠奈の一番敏感なピンクの真珠に触れた時、背筋に快楽という電流が走る。
「ぁっ・・・、ハ・・・ル・・・ナ・・・、ぃぃ・・・っ」
「どうして欲しいんや?瑠奈?」
この上なくハルナは意地悪だ。
「ぁっ、もっ・・・と、触っ・・・て・・・」
「何処を?どうして欲しいねん?瑠奈?」
「嫌っ・・・、ぁぁっ、恥ず・かしい・・・」
「言わないと止めるよ」
「はぁ・・、嫌っ・・・。それも・嫌っ・・・。ァタシのクリちゃ・・・ん、触っ・・・て、正樹っ。正樹が欲しぃょ・・・」
ハルナの手が止まる。
「止めや、おもろない」
瑠奈は、その場にへたりこんだ。
「もぅ、ハルナのバカぁ・・・」




