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はねくみ☆セブン  作者: こころ龍之介
二日目
70/243

ep.070 金獅子の実力

一勢に走り込んでくる残った暴走族の男達は、JJと交差したかと思うと、全員綺麗に顎の先を打ち抜かれた。

彼らは脳震盪を起こし、その場に突っ伏す様に倒れる。

JJは、倒れた4人の内の1番リーダー格と思われる人物以外を、無慈悲にツブしていった。

リーダー格の男に見える様に、一撃でこめかみを蹴り上げていく。

恐怖に駆られ悲鳴をあげながら、一人また一人と意識を失っていった。

最後の一人の前に、JJが屈み込んだ時、男がJJを殺意ある目で睨み付け、

「オドレ、こんな事して、タダで済むと思うなよ」

「ん?言ってる意味が理解(わか)んないヨ?ちゃんとした日本語で言って欲しいサ。でも、ユー、自分の立場、理解(わか)ってないネ」

と言い放つと、男の左手の小指をポキリと折った。

「素直に言えば、もう指は折らないヨ。ユー達は誰?何者サ?」

「誰が・・・」

JJは足元に落ちているサバイバル・ナイフを拾う。

「しょうがないナァ、これは痛いんだケド、出来るだけ痛くしないであげるネ」

男の左手の薬指の爪と肉の間に、ナイフを差し込み、ペキっと爪を剥いだ。

更に、中指も同じ様に。

「ひとでなし!なんでこんな事を!」

JJは、爪が剥がれた男の左薬指をポキリと折り、

「それはユー達が、ウチの女の子達にしたんでショ?言え!」

そう言って男の左中指に、JJが手を掛けた時、痛みに耐え切れなくなったのか、

「たっ、頼まれたんだ。」

JJは力を込める。

「誰に?で、ユー達は?」

「俺らは、“堺狂夜蝶”。先輩の河内稲美会の山崎さんに頼まれて・・・」

JJは倒れている桜子を指差し、

「何で彼女を襲ったネ?」

「人違いやったんや。別の女やと思って。信じてくれ!昨日、同じヘルメットを被った女がいたんや。その女と一緒にいたデカい女に仲間がやられて・・・」

「で、報復しようとしたんだネ」

男は頷いた。

JJは、立ち上がるとスタンガンを拾い、

「ユー達の事は、理解(わか)った。しかし、もし、これ以上、ウチの女の子達に関わるのナラバ、今度は本当に殺すサ」

JJは、男の首筋にスタンガンを当てると気を失わせた。

《ヤレヤレ、桜子ちゃんも人違いで襲われるトハ、アン・ラッキー、ネ》

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