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ep.048 聖クリストファー学園国際高校“聖マリア寮”
聖クリストファー学園国際高等学校の“聖マリア寮”は、学校の裏山の中にある女子専門の寮である。
収容規模は、5階建ての150名で、1~2年生の間は4人部屋、 3年生になると1人部屋を貰う事も可能であった。
しかしながら、意外な程に3年生になっても4人部屋を選択する生徒が殆どで、1人部屋は勉強専門の部屋として使われる事が多い。
フロア構成は、1階が寮父母の部屋、大食堂と厨房、大浴場、ランドリー室、グランドピアノが置いてある大リビング。
2~4階が、4人部屋。
5階が、1人部屋と30畳はあろう巨大な和室である。
一方、“聖マリア寮”から歩いて10分程の所に、男子用の“聖ヨセフ寮”はあった。
こちらは、収容人数50名の小ぶりな寮である。
話を“聖マリア寮”に戻すと、1人部屋はワンルームなのだが、4人部屋はベットルームと勉強部屋の二つ部屋で構成されていた。
桜子は、“聖マリア寮”の大食堂で、寮母のウメおばちゃん特製のビーフシチューを晩御飯として食べながら、夕方に橘先生から受けた相談を思い出していた。
珍しく他の寮生は、気を使ってか物うげな桜子に話かけて来なかった。
桜子は、グラスの水を口を飲み干すと、深くため息を吐き、
《“はねくみ”で動いた方が良さそうね・・・》




