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はねくみ☆セブン  作者: こころ龍之介
二日目
117/243

ep.117 揺れる巨乳の二人

「ローズちゃん、今日のお昼ご飯は何どすか?」

藍が、スリッパをぺったんぺったんと心地好い音を発てながら歩く。

食堂はもう直ぐだ。

藍は、ピンクのロンTに、クリーム色のカーディガンを着ているが、それでもDカップある胸は目立ち、見事に揺れた。

ローズも、Fカップ有る胸を同調して揺らし、

「I guess Oume-san cooked some kind of stew. (多分、お梅さんが、シチューみたいなのを作ってたはずよ)」

だぼだぼのNBAダラス・マーベリックスのユニフォームを着ているので、服の間から白人特有の白い乳房が時折覗いた。

もちろん、ノーブラである。

もっとも女子寮なので、何も気にする事は無いのだが・・・。

「シチューどすか、お梅さんの美味しおすからなぁ・・・。ビーフやったら、最高なんどすけど・・・」

「Yeah, I hope so. (うん、だといいわね)」

藍は、急にぱたっと止まり、首を傾げ、

「そーいえば、ローズちゃん。ベスちゃんと直子ちゃんは?もう声掛けたんどすか?」

ローズは頷き、

「Yes, Beth and Naoko-chan were already there. (ええ、ベスと直子ちゃんは、とっくに行ってるわ)」

「そーどすか。安心しました。でも・・・」

藍が言葉を止めたので、ローズは固まり、心配そうに、

「Oh!, 藍chan, What's the matter with you? (おぉ!藍ちゃん、どうかしたの?)」

振り返った藍は、右の人差し指をローズの唇に当て、

「ローズ、ユー・ドント・ハフトゥ・ユース・イン・イングリッシュ・アット・ヒア。プリーズ・ユース・イン・ジャパニーズ。ドゥー・ユー・リメンバー? (ローズちゃん、英語、ここで使ったらアカンえ~。日本語使わんと。思い出したどすか?)」

ローズは、はっとして、

「ゴメナサーイ。ツイツーイ」

「桜子ちゃんに叱られますえ。日本語もっと勉強して上手くならんと~。でも、ついついなんて、良く覚えましたなぁ」

そう言って藍は、伸びをしてローズの頭を撫でた。

嬉しくなったローズは藍を抱きしめようとするが、二人の胸がじゃまして上手く出来なかった。

ローズはため息を()き、

「デカイ、オパーイ、ホンマ、ジャマネー」

「ホンマどすな。ローズちゃん」

顔を見合わせて、ローズと藍はクスクス笑った。

もし、桜子がここにいれば、羨やましい限りだわと悪態の一つも付いたのだろうが・・・。

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