幸運のカード
序章を全部書き終えることにしましたので、よろしくお願いします。
3→4
4話
昼食を食べ終わり、オフィスへ戻った
2人は、帰って早速仕事にとりかかった。
明の方は真面目にやっているが、
やはり健は…寝ていた
明は、「おいおい大丈夫かよ。
マジで給料日減るぞ」
と、思いながら、心配していたが
正直内心笑っていた。
そして、仕事をしていくうちに
5時になりだんだんと帰る人が見え始めた
明も帰る準備をしていた。
そのとき「山城くん、
いまから時間ある?」
声をかけてきたのは、美田 舞だ。
突然、美田 に声をかけられたので
体が火照っているような気がした。
「時間なら、ありますよ。てか
時間の余裕が凄いです」
「ふふ、ならよかった。山城君が
帰る方向に私、用事があるの。だから
一緒に帰ろ。ね。」
一緒に帰ると言うフレーズが頭の中で
何度もなんどもグルグル回っている。
「ぁぁ、可愛い、この人。やっぱ可愛い
"ね"の使い方神すぎ」
と心の中で思っていた。
「もちろん、帰りましょう」
「よかった。じゃあ行こっか」
2人は会社を出て、
明が朝通る、近い方の道を一緒に帰った
そのとき2人は楽しそうに話していた。
そして、美田 舞がいつも通っている
スポーツジムの前を通ると、
「あぁ、私の行きたい所、ここなの。
私ここ毎日通ってんの。力つけないといけないから。」
そう言い、続けて「一緒に帰ってくれてありがと。山城くんと話すの楽しいね。じゃあまた明日。バイバイ」
手を振っていたので、
こちらも手を振り返した。
そして、家に着くと
ソファに早速座り。
歓喜の声を上げる。
「やった、美田さんと帰るなんて
初めてだよ。こんなことないと思っていたのに、まさか、このタロットカードが
ラッキーアイテム?
ありがとうございます。
あぁ、交番に届けたくない」
そう言い、タロットカードを
ずっと見つめ、握りしめていた。
「明日もいいことありますように」
そう願い、食事をすませ、風呂や
歯磨きをして
眠りについた。
だが、これが彼の中で日常らしい日常を送る最後の日になるとは…
prototypeなので、原型です。
今後も続きはありますので、時期を考えて出したいと思います