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君が好きで嬉しいんだ。たとえ君に伝わらなくても



見ていたい

傍にいたい

触ってみたい



全部隠して

友達のままで、満足だと

思ってないとやってられない



少し動けば素肌が触れ合う距離で向かい合うクラスメイトは呑気に寝息を立てている。


どうしてこんな展開になったのか、あまり覚えていない。きっと緊張と興奮でとんでもないことを言いだしてしまったのだろうけど、今はそんなことどうだってよかった。


頬に影を落とす長い睫毛。ついさっきまで重なりあっていた白くて華奢で小さな身体。

起こさないように注意を払いつつ、さらりと顔にかかる黒髪を払ってやりながら幸せを噛み締めた。


俺はこいつが大好きなんだ。





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