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エッセイ:人間関係で悩んだ話

 語学学校の1学期目の授業が終わり、わたしたちは韓国人のクラスメイトであるJの家に集まってパーティーをした。あっという間に時間が経ち、気づいたら23時台だ。他大学に通う日本人のAとMはホームステイをしているが、最終バスに間に合うのかわたしは気になっていた。けれど2人とも終バスを気にしているそぶりは全くない。誰かに泊めてもらうつもりなのだろう。


 深夜3時になり、パーティーはお開きになった。泊めてほしいと2人にお願いされたけれど、わたしはルームメイトがいることもあり渋る。一部始終を見ていたKが

「泊めてあげなよ」

 とわたしを冷たいやつ扱いするような口調で言う。そういうわけで、4人でわたしの家に向かう。当然ルームメイトからは

「私、明日仕事で朝早く家を出なきゃいけないから無理」

 と追い返され、2人は「何あの人、怖い」などと言いながらタクシーで帰った。このことがあってからわたしは二次会以降は参加しなくなり、日本人コミュニティとも距離を置いたのだ。同じ大学の友達と話すくらいがちょうど良かったと学んだ。

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