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家庭菜園-トマト水耕栽培-自作装置セットアップ

作者: よろ研

昔から趣味として家庭菜園を楽しんでいます。トマトは水耕栽培をされているプロの方も多いのですが、一般家庭で実施しようとすると装置が高価なのが難点です。

私もいくつか市販の水耕栽培装置を購入してみたのですが、高い割には使い勝手が悪かったり、すぐ壊れたりしてどうもコスト的に合わないなと思っていました。

ここ数年は自作の水耕装置で楽しんでいますので、その内容について記しておきたいと思います。


水耕栽培装置材料


・45Lゴミ箱(下だけ使いますので蓋は要りません) ホームセンターで1000円程度

・ソーラー噴水用水中ポンプ 通販で1500円程度

・ホース(水中ポンプの径に合うもの) ホームセンターで300円/m程度

・ホースを止める結束バンド DAISO

・黒ゴミ袋 DAISO

・針金 DAISO

・培養液(ハイポニカを規定濃度で使っています) 通販で購入(必要量に応じて)


挿絵(By みてみん)


このように装置を組み上げます(画面外にポンプ付属の太陽電池パネルがあります)。


ホースの出口は若干下向きになるようにしています。出口を壁に沿わせてもいいかと。上向きになりますと培養液が外に出てしまいますので。


上蓋を加工して穴開けて使ってもいいのですが、培養液の補充等が面倒くさくなりそうですので、黒ゴミ袋を被せて落ちないように針金で橋渡しして麻紐で縛っています。培養液の量はめくって見ればいいですし、補充の時は一部外して入れてやればいいので、この方式が楽かなと。


夜間にポンプが動くとうるさいのと電源の心配をしなくていいのでソーラー式にしています。過去の事例からエアポンプの方が成長はいいのですが、ソーラー式のエアポンプは2年程度で故障するものばかりでしたので、噴水式の汲みあげポンプで循環させています。安価なものですので当たりはずれはありますが意外と持つものが多く、7~8年使用しているものもあります。


エアポンプと違って汲みあげポンプは酸素の供給量が落ちます。ですので、成長して培養液を頻繁に足すようになってきたら根の1/3程度を空中に出してあげる必要があります。培養液を足すときに気を付ければいいだけですが、過去に実が付き始めたころ面倒くさがって満水にしたら、酸欠なのか枯れました。


挿絵(By みてみん)


今年のトマトです。まだいくつかあるのですが、この画像のもの(ミニトマト・チョコアイコ)は2/22に加温して播種、3/2に発芽しましたので加温して育苗、4/6に装置に移動しています。画像は4/26のものです。だいぶ大きくなりました。


ベランダに置く場合はベランダの耐荷重の範囲内にしてください。建築基準法では1平方あたり耐荷重180kgとなっていますが、この装置が60kg程度、お手入れに入る人の体重、ベランダにエアコンの室外機がある場合はその重さも考慮して、耐荷重を越えないようにしておかないと危ないです。故に、1か所に固めて置くのは避けた方がいいと思います。


苗の準備ですが、私の場合、種を保管して使い続けていますので育苗から実施しています。品種を問わないのであれば園芸店で苗を買ってきて土を洗い落としてセットしてもいいと思います。その方が断然楽です。


培養液はハイポニカを購入して希釈して使っています。過去の事例から大体1株当たり300L程度使用していますので、培養液の値段を計算しますと1株当たり1000円程度になります。当たり前ですが、家庭菜園で収穫できる時期はスーパーでもトマトは安価で販売されていますので、1シーズン通してですと買うより少し安いというくらいでしょうか。趣味レベルなのでこんなものでしょう。少なくとも産地直送ではありますが(笑)。


もっといい方法があるのでしょうが、とりあえずこんな感じで毎年楽しんでいるところです。


お付き合いいただきましてありがとうございました。

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