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恋と終わり  作者: すし
5/5

5日目

ある夜、とうとう私は限界に達した。


部屋の窓から外を見下ろすと、そこには晴彦の姿があった。彼はじっと私の部屋を見上げている。

何をするわけでもなくただ私の部屋を見ている。


さっと隠れてしまう。

彼の家は確か遠い。なぜいるのだろう。

考えられない。いや...考えたくもない。






「もう無理だ...」






私は携帯電話を手に取り、親友の美咲に助けを求めるメッセージを送った。

「助けて…おねがい...!!」

彼女なら何か方法を見つけてくれるかもしれない。

悠斗の狂気に囚われる前に、私はなんとか逃れる方法を見つけなければならなかった。



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